自動車学校ではガソリンの入れ方は教えてくれません。
せっかく免許を取ったのに無知のまま公道に放り出されても困る、という方はけっこういるかと思います。
そこで今回はセルフのガソリンスタンドでバイクに給油する方法をお伝えします。
ぼっちだから教えてくれる人がいない…
という方のご参考になれば幸いです。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
「ぼっち」ゆえに店員に訊けない
今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
今回お伝えする車両は原付二種スクーターのアドレス125(DT11A)ですが、他の車種でもやり方の大筋は変わりません。
各店舗ごとの行程も大差はありません。
店員が給油してくれる店なら何も心配する必要はありませんが、セルフでは当然すべて自分で行わなければなりません。
店員に訊けばやり方を教えてくれますが、それが億劫という「ぼっち」のための今回の記事ということになります。
ガソリンスタンドに入店し停車する
まずガソリンスタンドに入ります。
当たり前のことを述べましたが、セルフでは店員の誘導はありません。店員はだいたいスタッフルームに控えています。
ぼっちゆえに最初は緊張するかもしれませんが、臆せず入ります。
次に空いている給油機(計量機)の真横に停車します。
その際、給油機との間には人ひとり分のスペースを空けます。
上図のように枠線が引かれている場合は、枠内に停めれば大丈夫です。
センタースタンドが装備されているバイクの場合、車体の向きはどちらでも構いません。センタースタンドで立てれば車体は平行になり、給油口の傾きを気にせずに済むからです。
ホースの長さも充分足ります。
また平行になる分、より多く給油することができます。
サイドスタンドのみの車両は、スタンドが出る側(左だったら左側)を給油機に向けると、給油の際にノズルの先が見えやすくなり、ガソリンをこぼしにくくなるかと思います。
支払い方法を選択する
アドレス125はシート下に給油口があるので、私は事前にシートを開けておきます。
グローブを外し、タッチパネルに向かいます。
まず支払い方法をタッチして選択します。
ここでは左から「nanaco」「電子マネー」「現金」「クレジットカード」と表示されています。
今回は現金を選択しました。
Tカードを入れてください、とのことです。今回は「スキップ」を選択。
このように支払いやポイントの付与などで、カードを入れたりアプリのコードをかざしたりします。
その際はパネル周りのカード差込口やバーコードリーダーなどを使います。
ちなみに、他店舗の支払い方法は以下の種類がありました。
油種と量を選択する
次に自身の車両に適合する油種を選択します。
アドレス125(DT11A)の指定燃料は無鉛レギュラーガソリンなので、私はレギュラーを選択しています。
指定の燃料以外を入れるのは厳禁です。
分からない場合は車両のマニュアルをお調べください。
数量や金額を指定することもできますが、面倒臭いので私はいつも「満タン」を選択しています。
もちろん、いずれの場合でも実際に給油した分以上の金額を請求されることはありません。
他店舗でも油種の選択画面は同様です。
支払う
現金支払いの場合はお金を投入します。
現金支払い以外でカードを入れたりアプリのコードをかざしたりする場合も給油前に行う場合が多いかと思います。
この店で使える現金は紙幣のみのようです。
現金で支払う場合は紙幣を持っていた方がいいかと思います。
給油する
給油前に静電気除去パッドに触れます。
ガソリンは引火点が低いので静電気でも引火するおそれがあるそうです。
燃料タンクのキャップを外します。
給油機にキャップ置きもあります。
選択した油種のノズルを取り上げます。
ノズル先端を給油口に入れます。
少し経つと給油できるようになるので引き金を引きます。
給油開始までのチェックは店員がスタッフルームで行っているそうです。
準備が整うまで引き金を引いてもガソリンは出ません。
油面がノズル先端まで届くと給油は自動で止まる仕組みになっています。
給油口下端より上にガソリンを入れるとキャップからにじみ出るおそれがあるため、ノズル先端をそれより上にしないように注意します。
また、引き金を限界まで引いていると、勢いあまってガソリンが飛び散るおそれがあります。
給油口を覗いて引き金を握る力を調整します。
給油後
給油が終わったら引き金を離してノズルを元の場所に戻し、燃料タンクのキャップを締めます。
レシートが出てくるので取ります。
現金支払いでは給油後に自動でお釣りが出てくる店舗があります。
そうでない場合は精算機でお釣りを受け取ります。
精算機は給油機と一体になっている場合もあれば、少し離れている場合もあります。
レシートのバーコードを読み取らせるとお釣りが出てきます。
以上で終了です。忘れ物がないか確認したら店を出ます。
最初は戸惑うかもしれませんが、難しいことはありません。
だいたい給油機にはインターホンが付いていて、何か困ったことがあれば店員を呼ぶこともできます。
気軽に給油しに行くことができます。
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