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【鍵穴のクスリⅡ】鍵穴スプレーで固い鍵がスムーズに回るようになった話

ドアのカギを開ける
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近ごろ自宅玄関のドアの鍵穴が固くなり、カギが挿しにくくなってしまいました。

そこで鍵穴スプレーを使い、カギをスムーズに回せるようにしました。

今回はその模様と効果についてお伝えします。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら

目次

鍵穴が固くてカギを挿せない

三又の槍を持つ男性

「カギが挿せない」

私の場合、カギに曲がったり欠けたりといった異常はなく、ドアも内側から施錠することはできます。

カギは回すことはできるものの、挿すのが難儀という状態です。

「挿す」というより「ねじ込む」という感じで、日を追うごとに力を加えないと無理になってきました。

素人目にも鍵穴(シリンダー)に異常があるというのは分かりました。

「KURE 5-56」はNG

このままでは最悪カギが折れてしまいます。

どげんかせんといかん。

と思ったところ、「クレ556」でおなじみのKUREのパーツクリーナーが手元にあったのを思い出しました。

原付のパーツを洗浄するために使っていたもので、物は試しと鍵穴に噴射してみました。

すると、すんなりカギを挿せるようになりました。なんの抵抗もありません。もちろんカギを回すのも問題なし。

これで解決。

と思ったのも束の間、何日かするとまた挿しにくくなってしまいました。

その都度パーツクリーナーを使ったのですが、同じことの繰り返しです。

これはおかしいと思い調べてみると、どうもKURE 5-56やシリコンスプレーを鍵穴に使うのはNGとのことでした。

それらは金属の潤滑剤という点で目的に敵うようですが、密閉された鍵穴内部では潤滑剤の被膜に吸着された汚れが固まってしまい、かえって動作不良を起こしてしまうそうです。

私の使ったKUREのパーツクリーナーも5-56と同様の成分が使われていると思われます。

使うなら鍵穴専用スプレー

その他にもNGの潤滑剤や油があるそうですが、要するに鍵穴専用のものを使えば間違いありません。

ということで、Amazonにて鍵穴スプレーを探しました。

いろいろ種類があり、どれも同じだろうと思いましたが、これもシリンダーのメーカーによって使えるものと使えないものがあるようです。

こちらは「美和ロック」純正の潤滑剤です。

Amazonの商品ページによると、カギに「MIWA」と刻印されている鍵穴に使用可能で、「MIWA/KABA」もしくは「KABA」と刻印されている鍵穴には使えないとのことです。

「KABA」に使えるのはこちらです。

という感じで各種対応の潤滑剤があればいいのですが、うちのシリンダーには「WEST」と刻印されていました。

「ウエスト」というメーカーらしい。

とはいえAmazonその他を調べても、これに合う潤滑剤が分かりません。

迷ったあげく、評価の高い「鍵穴のクスリII」というものを購入しました。

WESTの鍵穴に合うか分かりませんが、これを試すことにしました。

鍵穴のクスリIIの使い方

「鍵穴のクスリⅡ」はその名のとおり鍵穴の洗浄・潤滑剤です。

鍵穴のクスリIIのパッケージ

「鍵穴に噴射することで鍵穴の潤滑をよくするもの」です。

その他の効能や成分などは下図のパッケージ裏面をご参照ください(クリックで拡大)。

鍵穴の潤滑剤のパッケージ裏面の上側
鍵穴の潤滑剤のパッケージ裏面の下側

使い方は、まず缶を2~3回振ってキャップを開けます。

鍵穴の潤滑剤スプレーのノズル

金属チューブ付きボタンを缶のノズルに挿し込みます。

ノズルを接続した鍵穴の潤滑剤スプレー

あとは鍵穴に金属チューブを1cm程度挿し入れ、少量(0.5~1秒程度)スプレーします。

2~3分後、カギを挿し込んで数回開け閉めを繰り返します。

カギに付着したり鍵穴からあふれたりした液は拭き取ります。

効果

私の場合、スプレーひと吹きでカギがすんなり挿せるようになりました。

ガチャガチャときしむことなく、スッと鍵穴に入ります。

ここまでは以前使ったKUREのパーツクリーナーと同じですが、この鍵穴のクスリIIは「パウダースプレー」と記載のように、シリコン系成分・油・黒鉛を含まないのでベトつかないようです。

固まることはない…はず。

もうひとつ、カギは挿せるものの固くてまったく回らない別のシリンダーの鍵穴にも噴射しましたが、こちらは変化はありませんでした。

あまりに経年劣化した場合、改善されないものもあるようです。

ともかくカギがスムーズに挿せるようになって安心しました。

あとはこの効果がどれだけ続くかですが、また何かあればお伝えしたいと思います。

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