先日、原付二種スクーターのアドレス125(DT11A)のエアクリーナエレメントを交換しました。
走行距離45000kmでの初の作業となります。
ご自身で交換する際のご参考になれば幸いです。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
エアクリーナエレメントを購入
今回の内容はYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
アドレス125の説明書によると、エアクリーナエレメントは1年ごとに点検してください、とのことです。
私がバイク屋で最後にエアクリーナエレメントを掃除してもらったのが1年4か月前のことです。
それ以来何も触っていません。
掃除が面倒、かつ壊れていた時のことを考えて、エアクリーナエレメントは新品をネットで購入しました。
ちなみに純正品の品番は以下のとおりです。
- エアクリーナエレメント:「13780-10K00」
- スポンジのフィルタ(プレフィルタ):「13786-10K00」
私が購入したのは輸入品で、「SUZUK」と刻印されていました。
それ以外に異常は見当たらなかったため、これを使うことにしました。
エアクリーナキャップを取り外す
まず、エアクリーナキャップの6か所のネジをプラスドライバーで外します。
次にエアクリーナキャップを取り外します。
謎のオイル漏れ
私の場合、エアクリーナキャップを外した際にオイルがにじみ出てきました。
これが何のオイルか今もって不明です。
ドレンプラグに溜まっていたものが、キャップを外したときの空気圧の変化であふれ出たのかもしれません。
しかし、そのオイルがどこからドレンプラグに流れたのか分かりません。
ともかく、これは拭き取ってパーツクリーナーで掃除しました。
用途に合ったパーツクリーナーは1本あると便利かと思います。
エアクリーナーエレメントを取り外す
続いてエアクリーナエレメントを取り外します。
砂ぼこりまみれかと思っていましたが、そうでもない。
掃除をする際は、内側(インテークパイプ側)ではなく外側(金具側)からエアを吹き付けるようにします。
まだ使えそうですが、今回は新品に交換するのでこれは廃棄します。
エアクリーナボックス内を確認する
エアボックス内の中央に見えるのがエアクリーナアウトレットチューブです。
懐中電灯で照らしてボックス内やチューブに異物がないか確認します。
私の場合、ガスケットも劣化していました。ビローンと伸びていて枠にぴったりはまりません。
それはともかく、前述のようにオイルで汚れているので、この辺りも掃除しました。
ドレンプラグを掃除する
2つのドレンプラグも掃除します。
クリップを握ってゆるめると簡単に外すことができます。
エアクリーナボックス側のプラグにはオイルが溜まっていましたが、エアクリーナキャップ側のプラグはそれほど汚れてはいません。
やはり謎ですが、掃除したあとは2つとも元に戻します。
エアクリーナエレメントを取り付ける
最後にエアクリーナキャップとエアクリーナボックス内のホコリをブラシで払いました。
新しいエアクリーナエレメントを取り付けます。
ガスケットはまたあとで交換します。
エアクリーナキャップを取り付けてネジを締めたら完了です。
交換前後のエンジンの比較
当然というか、交換後も変わらずに走行することができました。
エアクリーナエレメント自体はそれほど汚れていなかったせいか、エンジンのかかり具合や加速なども特に変化は感じません。
謎のオイル漏れはありましたが、無事交換することができ安心しました。
今後、何か変化があればお伝えしたいと思います。
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