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【複式簿記への道9】e-Taxで電子申告するまでの流れと必要な物【やよいの青色申告オンライン】

確定申告書とマイナンバーカード
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前回は、やよいの青色申告オンラインに銀行口座の取引データを取り込む手順を解説しました。

今回は、それらの仕訳後にe-Taxで電子申告するまでの流れと準備しておく物についてお伝えします。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら

目次

会計ソフトでの電子申告がラク

今回の内容はYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。

私はe-Taxでの電子申告を今年初めて経験しました。感想は「非常にラク」です。

一度電子申告を経験すると、書類の手書きをしたり税務署に出向いたりするのが非常に面倒に感じます。

便利さを実感しました。

ただし、国税庁のサイトは「わざとか」と思うほど分かりにくいので、私はやよいの青色申告オンラインにて行いました。

やよいの青色申告オンラインに限ったことではありませんが、会計ソフトを使えば、確定申告書類の作成や電子申告の手間を大幅に省くことができます。

そのため、今回もこれまでの記事と同様、やよいの青色申告オンラインを使用したうえでの解説となります。

電子申告するまでの流れ

溜まったレシートを仕訳けする男性

やよいの青色申告オンラインの申し込みから日々の取引の仕訳をするまでは以前に述べました。

仕訳のやり方については割愛しますが、とにかく1月1日から12月31日までの支出や売上などの取引を仕訳けます。

レシートや領収書が多いと大変です…

「週一」や「月一」ごとの作業なら余裕ですが、私のように「年一」で終わらせようとするのはやめた方がいいかと思います。

コツコツ仕訳けていこう。

それ以降のおおまかな流れは以下のとおりです。

  • e-Taxの登録をする
  • ダイレクト納付の利用届出書を提出する
  • 青色申告決算書と確定申告書を作成する
  • e-Taxで電子申告する
  • 所得税を納付する

所得税の納付方法は、「振替納税」や「コンビニ納付」などがありますが、ここでは「ダイレクト納付」について解説します。

なおダイレクト納付は金融機関の審査があり、利用開始まで時間がかかります。
申告期限ギリギリに届出をすると納税が間に合わなくなるので、その際は別の方法で納付することになるかと思います。

やることが多くて少し面倒ですが、どれも難しいことはありません。

挫折することはない…はず。

準備しておく物

ノートパソコンを操作する手

ここではパソコンを使った電子申告のケースをお伝えします。

電子申告するにあたっては、主に以下のものを準備しておきます。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号と利用者証明用電子証明書暗証番号
  • e-Taxの利用者識別番号と暗証番号
  • マイナンバーカード読み取り可能のスマホ
  • 「マイナポータル」アプリ
  • 「弥生 電子署名」アプリ
  • 納付に利用する銀行口座とその口座情報
  • 社会保険料控除などの控除の証明書

マイナンバーカードの2つの暗証番号は、カード取得の際に設定したものです。

「利用者識別番号」と「暗証番号」はe-Taxにて取得する必要があります。

また「マイナポータル」と「弥生 電子署名」の2つのアプリは、あらかじめスマホにインストールしておきます。

これらの取得や使い方については、また別の記事でお伝えします。

これらがあれば税務署や金融機関に出向くことなく、自宅にいながらにして納税まで済ませることができるようになります。

一度準備しておけば、来年度以降は同じことをする必要はなくなるので非常に便利です。

次回はe-Taxの利用準備についてお伝えします。

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