先日、原付二種スクーターのアドレス125(DT11A)のVベルトとウエイトローラーを交換しました。
そのついでにオイルシールも交換しました。
今回はその模様をお伝えします。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
3回目の交換
今回の内容はYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
アドレス125のVベルトとウエイトローラーの交換手順については以前の記事をご参照ください。
なお、今回で3回目となりますが、それぞれの交換時の走行距離は以下のとおりです。
- 初回:約46000㎞
- 2回目:約79000㎞
- 今回:約98800㎞
初回と2回目は間を空けすぎたので、今回は約2万㎞ぶりという適正と思われる走行距離にて交換することにしました。



ベルトは切れたら終わりなので…
インパクトレンチ初使用


すでに2回交換してさすがに手慣れてはきましたが、まだ効率化の余地は残されています。
ということで、前回紹介したインパクトレンチを初投入。
付属のソケット(17mm)でフィクストドライブフェイスとクラッチホイールのナットを無事外すことができました。
以前に普通のレンチで外したときは、ユニバーサルホルダーで対象を固定していましたが、インパクトレンチならその必要はありません。



格段にラクになりました。
使用頻度を考えると購入をためらいますが、インパクトレンチの効果が大きいのは間違いありません。
また、ワイヤーブラシも初めて使ってみました。


上図のようにムーバブルドライブフェイスの側面を磨いたところ、汚れがかなり落ちてけっこうキレイになりました。
ただ他のパーツの汚れは頑固すぎるのか、あまり変化はありませんでした。
片手でパーツをおさえ、片手でインパクトレンチを持つやり方は長時間の作業には向きません。
車両に固定されている部分なら磨きやすいと思います。
オイルシール交換


今回初めてオイルシールも交換しました。
というのも、毎回クラッチカバー内の油汚れが酷く、シール部分からのオイル漏れの可能性があると思ったからです。
ベルトの交換よりもこの汚れを落とす作業の方がやっかいなので、なんとか対策したい。
ということで、シールプーラーを使いました。
まずはクランクシャフト側です。
このブレードをシールの隙間に挿し込み、テコの原理でシールを引き抜くようにして外します。



しかし…
シールが固く、またシャフトが邪魔で思うようにブレードを挿すことができません。
そこでプーラーはあきらめて再度インパクトレンチを投入。
ソケットアンビルチャックにドリルを接続して、シールの左右1か所ずつ穴を開けました。


この穴に挿し込んだネジをペンチで交互に挟んで引き、シールを外しました。


そして純正品のシールを取り付けます。


シールの内側にグリスを塗り、穴にはめ込みました。
とりあえず私は手元にあったポンチを当て、ハンマーで叩いてシールを押し込みました。


そのあとはビンの口を当て、同様に叩いて均等にシールを押し込みました。





エビオス錠(2000錠)のビンがフィットしました。
ドライブシャフトのオイルシールはネジを挿し込む幅の余裕がないためプーラーで外しました。


こちらはクランクシャフトのシールよりは柔らかかったのか、ブレードを挿し込むことができました。
さきほどと同様に純正品のシールを取り付けます。


私はこのシールのサイズに合うビンがなかったので、やむなくポンチで押し込みました。
色々とゴタゴタしましたが、これで両方のシャフトのシールを交換することができました。


シールの奥はどちらもオイルがあふれてドロドロしているかと思っていましたが、開けてみるとそうでもなかったのが意外です。



オイル漏れではない?
クラッチカバー内の汚れの原因がいまだによくわかりませんが、ひとまず次回のベルト交換まで様子見したいと思います。
ベルトとローラー交換
あとの流れは以前と同じです。


ウエイトローラーとダンパーは以前と同じキタコのものを取り付けました。
Vベルトは相変わらず純正品です。


約46000km走った最初の交換時では甚大なダメージは見受けられず、その後に交換したものも問題はなかったので耐久性は抜群です。



ベルトだけは純正品を使いたい。
というか、これまでの交換でベルトよりもローラーの消耗の方が激しいような気がしました。
やはり念のため2万kmくらいまでにいずれも交換した方がいいようです。
車両が無事であれば、次回の交換も同等の走行距離を目途にしたいと思います。










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