先日、アドレス125(DT11A)のフロントホイールのベアリングを交換しようとしました。
しかし、私が購入した工具ではベアリングを取り外すことができず失敗。
今回はその模様をお伝えします。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
ベアリングプーラーを購入
今回の内容はYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
このときのアドレス125の走行距離は103519km。
ベアリングの外し方は色々あるようですが、初めてなので正攻法(?)で臨むことにしました。
その工具がパイロットベアリングプーラーです。
私はSTRAIGHTの一式をAmazonにて10990円で購入しました。
Amazonにはもっと安い謎メーカーのものが色々ありますが、それらのレビューを見たら不安になったのでこちらを選択。



激安品はかえって高くつきそう…。
ということで、今回はこれで万全を期そうと思いました。
ホイール点検
ベアリングを交換する前にホイールを点検しました。
サービスマニュアルによると、「フロントフォークを動かさないようにしてタイヤの両端に手をかけて動かし、フロントホイールベアリングにガタがないかを点検する」そうです。





ガタつきはなさそう…。
といっても素人による感覚なので、まったく自信はありません。
またベアリングに何かしらの異常があると、ホイールを回した際に「シャー」とか「ゴロゴロ」とかいう異音がするそうですが、手で回したところそれらしき音もしませんでした。
「ベアリング交換する必要ある?」と疑問に思ったものの、10万km走っているので万全とも思えず、とにかく交換することにしました。
ホイールを取り外す
ベアリングを交換するにはホイールを取り外す必要があります。
フロントホイールの取り外しの詳細な手順は、下の記事をご参照ください。
箇条書きにすると以下となります。
- ブレーキキャリパマウンティングボルト(12mm)2本を取り外す。
- フロントアクスルナット(14mm)を取り外す。
(反対側のフロントアクスルの頭を12mmのレンチで固定しながら) - ジャッキでフロントホイールを浮かせる。
- フロントアクスルを引き抜く。
- スピードメーターギヤボックスを取り外す。
- ホイールを取り外す。
- ホイールのスペーサーを取り外す。
私はキャリパのブレーキパッドマウンティングピンは緩めず、わりと強引にキャリパを取り外しました。
また、スピードメーターケーブルは接続したままでスピードメーターギヤボックスのみ取り外す、というやり方です。



その辺は自己責任で…。
ベアリングを取り外す(失敗)
フロントホイールの中心の両サイドに圧入されているベアリングをそれぞれ取り外します。
まずはベアリングプーラーのチャックをベアリングの穴に通し、チャック先端のツメをベアリングの底に引っかけます。


このチャックにプッシュボルトを接続することで、チャック先端部が広がりベアリングに固着する、という仕組みです。
そしてプッシュボルトにプーラー本体を接続します。


プーラーのナットをレンチで締めると、チャックとともにベアリングが引き上げられて取り外すことができる、という寸法です。



しかし…
チャックのみ引き上げられて、肝心のベアリングは微動だにしません。
というのも、ベアリングの底にチャックのツメが引っかからないからです。


そのスペーサーがベアリングと密着しているため、下図のようにチャックのツメを引っかける隙間がない、ということがわかりました。


このせいでチャックとベアリングが固着せず、ズルズルとチャックのみ引き上げられていたようです。
これは工具がダメではなく、アドレス125の構造上どうしようもなさそうです。



1万円がパー…。
ということで深追いはせず、ホイールを元に戻してこの日はあきらめました。
次にベアリング交換に成功した際は、稿を改めてその手順をお伝えしたいと思います。



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