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YouTubeチャンネル登録者1000人までの道のり 後編【収益化】

YouTubeチャンネル登録者1000人までの道のり2
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前回は私がYouTubeを始めたきっかけやそのときの状況などをお伝えしました。

「チャンネル登録者1000人までの道のり」ということで、今回は実際に私のチャンネルの少し詳しいデータを見ていきたいと思います。

初心者YouTuber同志のご参考になれば幸いです。

小石健と申します。YouTuberチャンネルはこちら

目次

YouTubeの収益化の条件

今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。

まず、YouTubeの収益化の条件としては主に以下の2つがあげられます(当記事投稿時点)。

  • チャンネル登録者数1000人以上
  • 直近12か月間の総再生時間4000時間以上

そのほか細かいものもあります。

2段階認証プロセスが有効になっていること、ガイドラインの違反警告がないこと、Googleアドセンスアカウントを取得していること、などです。

YouTube収益化の条件

これらすべてを満たしたうえで、さらに収益化の審査を受けて承認される必要があります。

後者の細かな条件については普通にチャンネル運営をしていれば問題はないかと思います。

問題は最初の2つの条件です。

大半の人はこのどちらか、あるいは両方に悩まされるのではないでしょうか。

なので、私もこの2つの条件に関するデータを主にお伝えしていきます。

ちなみに、YouTubeで登録者1000人以上のチャンネルは全体のわずか20%から15%程度だそうです。

これはYouTube公式の統計ではないので確実な数字ではありませんが、先人の動画を拝見すると一様にそう述べられています。

とにかく、収益化しているチャンネルは少数であるというのは間違いありません。

YouTube Studioのアナリティクス

自身のチャンネルのデータはYouTube Studioのアナリティクスから見ることができます。

YouTube Studioのアナリティクス画面

ここでは視聴回数や再生時間・視聴維持率、果ては視聴者層から収益など多数の項目ごとの数値がわかります。

何かエラソーに述べていますが、私は今はもう詳細の数値はほとんど見ていません。スマホのアプリで再生回数や登録者数の増減くらいしか確認していません。

ですが、今回にあたり少し詳しく己の歩みを振り返ってみました。

私は「総再生時間4000時間」の方は割と早く達成できたので、これについては気をもむことはありませんでした。

しかし「登録者数1000人」の方が大変でした。

チャンネル登録者1000人への道のり

チャンネルを開設したのが2020年7月22日で、初めて動画を投稿したのが8月17日です。

なぜ開設から1か月も間が空いたのかというと、チャンネル開設時点ではなんの知識もスキルも持ち合わせていなかったため、ネットで検索して色々情報を集めていたからです。

前回「YouTubeを衝動的に始めた」と述べましたが、さすがにどうしていいかわかりませんでした。

そこで動画編集ソフトも初めて購入し、YouTubeの解説動画を見ながらどうにかこうにか操作をおぼえました。

最初から完璧を求めるのは無理だと悟ったので、ごく基本的なことをおぼえただけの状態で動画を投稿しました。

似たような動画が3本続きますが、「お試し」です。

最初にYouTubeに投稿した動画

「再生されなくてもお試しだから」とでも言いたげな言い訳がましい動画です。

今はもう削除した方がいいと思っていますが、当然まったくと言っていいほど再生されませんでした。

4本目を投稿したのが8月21日です。

バランスボールにおびえる猫の動画

これも猫を出しときゃ再生されるだろうという姑息な動画です。これも全然ダメでした。

次の動画で商品レビューに転じています。

LOGOSの1ポールシートのレビュー動画
手堅くレビュー動画を狙う

この動画に初めてコメントをいただきました。「氏ね」と言われました。動画のクオリティを考えれば当然といえば当然ですが。

それでも気持ち悪かったので、そのあと少ししてコメント欄は閉鎖して現在に至っています。

そんなこんなで、初めてチャンネル登録されたのが9月18日です。最初の動画投稿から1か月かかりました。

こらアカンわ…

YouTubeをナメてました。

いま思えば当然ですが、当時は「厳しい」とは知りながらも「まあ1000人くらいすぐっしょ」くらいにタカをくくっていました。

その後も鳴かず飛ばずでしたが、13本目に出したアドレス125という原付二種スクーターのレビュー動画がようやくバズりました(当人比)。

というか、現在(当記事投稿時点)でもこれが私の動画の中で最も再生数を稼いでいます(約8.5万回再生)。

これを投稿したのが9月30日で、ここから徐々にではありますが、チャンネル登録者数も増えていきました。

若干ですが…

総再生時間4000時間は2021年2月15日に達成していました。動画初投稿から約半年です。

以降も再生時間は激減することはなかったので、前述のようにこの条件については特に気にしたことはありません。

達成したのに気づいたのもあとのことで、収益化する時点では16000時間ほどになっていました。

ちなみに私のチャンネルにはショート動画や生配信はまったくありません。

チャンネル登録者数の伸び

チャンネル登録者100人ごとの推移は以下のとおりです。

登録者数
202080(動画初投稿)
91
20211100
2200(再生時間4000h)
3300
4400
6500
7600
9700
10800
12900
202231000

最初の100人は5か月かかっています。

1000人までは動画初投稿から約19か月、1年7か月かかりました。日数で言うと563日です。

チャンネル開設から実に1年8か月です。

人様の動画を見ると、多くの方が「この動画をきっかけに登録者が急激に増えた」とか 「〇か月目から登録者数がグッと伸びた」とかおっしゃっているのですが、結局私はそんなことはありませんでした。

これは私の登録者1000人までの累計グラフですが、「激増」などという伸びは見られません。

YouTubeチャンネル登録者1000人までのグラフ

かといって「激減」といった転落もありません。

もちろん登録者数が減った日なんていうのはザラにありますが、1日トータルで4人以上減った日はありませんでした。

あと、長期間にわたって減り続けたということもありません。

ということでプラスにせよマイナスにせよ、何のドラマ性もないグラフとなっています。

しいていうなら、150人あたりで少し伸びていますが、ここから一気に増えたなという実感はありませんでした。全期間にわたってジリジリと匍匐前進していたような感じです。

人様の動画では、「登録者1000人までの残り100人は1週間しかかかりませんでした」みたいなことをおっしゃっている方が多かったのですが、私はまったくそんなことはありませんでした。

1年間では656人増えていますが、そこから1000人までのペースはむしろ落ちています。

私は900人から1000人まで2か月以上もかかっています。

体感的には全期間を通じてこの辺りが特にキツかったような気がします。

こんな伸び方でチャンネルを収益化したのはけっこうまれなケースではないでしょうか。

ですが、登録者数自体は右肩上がりなので、それだけでもありがたいと思っています。

投稿した動画本数

登録者1000人までに投稿した動画は133本です。

月ごとの投稿本数は下図のとおりです(カッコ内はチャンネル登録者数の累計)。

YouTubeの月ごとの動画投稿本数

ちなみに削除した動画は今まで1本もありません。

投稿ペースは約4日に1本です。

最初から無理せずやろうとは決めていたので、結果的にこのような投稿頻度になりました。

どんな動画であれ、毎日投稿している人には頭が下がります。

私には到底無理ということがわかりました。

登録者の延べ人数と解除した人数

さきほども述べましたが、チャンネル登録者1000人といっても登録を解除される場合ももちろんあるので、延べ人数はもっと多くなります。

私の場合、登録者1001人の時点で455人に解除されていました。

ということは、登録した延べ人数は1456人で、解除率は約31%です。

要するに、登録者のだいたい3人に1人には「やっぱり登録する価値なし」と思われたということです。

これはけっこうショックです。

どんな動画を出そうが絶対に登録解除は免れません。

なので、日々の登録者数の増減に一喜一憂するのはナンセンスです。

まとめ

ボールを枕に寝転んでノートパソコンを使う男性

というわけで、ここまで自分のデータを見返したところ…

平凡?

早い人だと数か月以内もしくは動画50本以内には登録者1000人は達成するようです。

繰り返しますが、私は動画は133本投稿して初投稿から約1年7か月かかりました。

ペース的にはたぶん中の下? 下の上くらいでしょうか(肌感覚ですが)。

いや、冒頭で述べたように、収益化している部類に入るだけで非凡です。

ここに入るだけで凄いということで、自分で自分をおおいに褒めたいと思います。

太陽に向かって両手を広げる女性
セルフ洗脳

以上、これまで己を振り返って感じたのは、いろいろ大変なことはあったものの、結局は楽しいから続けることができたということです。

もちろん、再生回数や登録者の伸びが振るわないときは軌道修正も考えますが、楽しければそれほど見てくれの数字に振り回されるということはありません。

次回は、そんな風に楽しみつつ、かつ収益化も目指すコツ、みたいなことをお伝えしたいと思います。

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