先日、原付二種スクーターのアドレス125(DT11A)のヘッドライトカバーを磨きました。
使用したのはピカールの金属みがきとダイソーのヘッドライトクリーナーです。
ヘッドライトカバーの汚れや黄ばみにお悩みのかたのご参考になれば幸いです。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
ダイソーとピカールを比較する
今回の内容はYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
以前アドレス125に取り付けた屋根のアクリル板が、ヘッドライトカバーの中央部にこすれて汚れや傷がついてしまいました。
水をかけてこすっても落ちません。
これを取り除くために使ったのが、ダイソーのヘッドライトクリーナーとピカールの金属みがきです。
今回は安価な両者を試してその違いを確かめました。
下準備として、ヘッドライトカバーに付着しているゴミやホコリを水で洗い流しておきます。
次にマスキングシートをヘッドライトカバー周囲の外装に貼って養生します。
ダイソーのヘッドライトクリーナーを使う
ダイソーのヘッドライトクリーナーは200円(税抜)で、内容は以下のとおりです。
- クリーナー
- スポンジ
- 不織布2枚
クリーナーの容量は30mlで、成分は以下のとおりです。
- 研磨剤
- 石油系溶剤(約20%)
- シリコーン
- UV吸収剤
- 界面活性剤
「平均粒子径1.5マイクロメートルのコンパウンドで、ヘッドライトの黄ばみや汚れを落とします」とのことです。
ガラス面には使えません。
まずスポンジを不織布で覆います。
容器をよく振ってクリーナーを布に適量つけます。
しかし容器が硬くてなかなか液が出ません。
円は描かずに縦横直線的に磨きます。
液が乾く前に乾いた布で拭き上げます。
少し磨いた結果が下図(左側)です。
中央部の汚れや傷が若干落ちましたが、少し磨いただけでは劇的な効果は得られません。
それ以外の部分は特に汚れてはいなかったので、変化は見られません。
ピカール金属みがきを使う
次にピカール金属みがきを使いました。私が購入したのは180gです。
こちらの成分は以下のとおりです。
- 研磨剤(20%、アルミナ系鉱物)
- 脂肪酸
- 灯油
「使用に適するもの」は以下のとおりです。
- 真鍮・銅・ステンレス・アルミ・錫・鉄等の金属
- プラスチック類
明記されていませんが、こちらもガラス面に使うのは控えた方がいいかと思います。
とにかく、どちらも研磨剤で対象を磨いて汚れや傷を落とす(削る?)という仕組みのようです。
使い方はピカールも同様です。
容器をよく振って、ダイソーのもう1枚の不織布に適量をつけます。
スポンジもダイソーのものを流用します。
直線の動きで磨き、液が乾く前に乾いた布で拭き上げます。
ピカールで磨いたのが下図の右側です。
時間をかけて磨いたダイソーの方が若干きれいに見えますが、効果に大差はないと思いました。
事前の予想では、ピカールの方が威力絶大でダイソーは使い物にならないと勝手に思っていましたが、ダイソーも使えそうです。
ピカールで全面を磨く
どちらでもいいのですが、とりあえずピカール金属みがきでさらに30分ほどかけて全面を磨きました。
だいぶきれいになりました。
細かな汚れや傷は依然残っていますが、これならヘッドライトの光に支障が出ることはなさそうです。
といっても、私のようにアホな使い方をしなければ、ここまで磨くことはないかと思いますが。
仕上げはダイソーで磨く
ダイソーのヘッドライトクリーナーはUV吸収剤配合ということで、コーティングの効果もあるそうです。
なので、ピカールのあとはダイソーで軽く磨いて仕上げをしました。
これですぐに黄ばんだり汚れたりするようなら専用のコーティング剤を使うつもりです。
最後にウィンカーとテールランプもダイソーのヘッドライトクリーナーで磨いておきました。
ちなみに、ピカールとダイソーの液はどちらも余裕で余るため、原付スクーター程度ならひとつ購入すれば充分かと思います。
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