2年前(2021年)にワイヤレス充電スマホホルダーを購入してアドレス125(DT11A)に取り付けました。
バッテリーに直結するタイプではないので、バイクだけでなく自転車でも使うことができます。
今回はその取り付けや使い勝手をお伝えします。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
カエディアのワイヤレス充電スマホホルダーを購入
今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
前回、USB電源をアドレス125に取り付けた模様をお伝えしました。
これでスマホの充電にモバイルバッテリーは不要になりました。
今さら便利だと気づきました。
しかし、スマホにUSBケーブルを挿すのは変わりません。
私はUber Eats の配達をしていて、スマホを充電している間はバイクに乗り降りするたびにUSBケーブルを抜き挿ししていました。
ささいな手間なので最初は気にすることもないかと思っていましたが、積もり重なるとやはりけっこうなストレスになると分かりました。
そこでUSB電源とともにワイヤレス充電スマホホルダーも購入。
Kaedear(カエディア)というメーカーのものです。
これでスマホにUSBケーブルを直挿しする必要もなくなると思いました。
付属品
外箱はこんな感じです。
付属品は以下のとおりです。
- 取扱説明書
- 本体
- ミラーマウント
- バーマウント
- アタッチメント3種
- テープ付きゴム板
- 六角レンチ
- ケーブル固定バンド
- スマホ固定バンド
- ステッカー
スマホを固定する
本体横のバーを押すと四隅のアームが伸び、バーを止めるとアームが固定されます。
真ん中の丸いボタンを押すとアームが「ガシャッ」と閉じます。
セットしたスマホの背面で自然にボタンが押されてアームが閉じ、自動的にスマホを固定するという仕組みです。
なので、いちいち手でアームをつかんで伸び縮みさせる必要はありません。
その点、以前使っていたスマホホルダーは直接手でつかまなければならず面倒でした。
ただボタンの高さが低いので、段差があるスマホケースだとボタンを押せないおそれがあります。
以前iPhone SE2にSpigenの「タフ・アーマー」というケースを装着したのですが、これだと背面の穴のせいでボタンを押すことができません。
あと私の場合、早い段階でアームが固定されなくなり、バーを離すと勝手にアームが戻るようになってしまいました。
その辺りの耐久性は弱いかもしれません。
とはいえ、ボタンの意味はなくなったものの、かえってスマホは装着しやすくなりましたが。
いずれにせよスマホはしっかりと固定されます。逆さにしても問題なし。
原付で普通の道路を走るぶんにはビクともしません。
私はこれまで1年半ほど、ほぼ固定バンドなしで使ってきましたが、スマホは一度も外れたことはありません。
ホルダーサイズは以下のとおりです。
- 縦幅:132mm~175mm
- 横幅:68mm~85mm
- 厚さ:14mm以下
フラットな形状であれば多少厚いケースでも装着に支障はありません。
クランプバーに取り付ける
ミラーマウントは付属していますが、私はこのクランプバーに取り付けました。
まずバーに合うアタッチメントをはめます。
3種のアタッチメントは上図左から直径25.4mm、22.0mm、12.7mmのバーに対応しています。
サイズが合わない場合はテープ付きゴム板を用いますが、このバーには必要ありません。
次に、ネジを外したマウントをアタッチメントに包むようにして取り付け、再度ネジを締めます。
本体の裏面に付いているナットをマウントのボールに通し、本体をボールにはめ込みます。
あとはナットを締めて取り付け完了です。
360度回転ボールマウントにより、本体を好みの位置に調整することが可能です。
本体の造りとUSBケーブル
本体への電源入力はUSB Type-C端子を使います。
なので、モバイルバッテリーを使えば自転車でもスマホを充電することができます。
端子の差込口にはゴムのフタがありますが、私のものはカチッとはまらず外れてしまいます。元からこうなのかハズレを引いてしまったのかは不明です。
これだとちょっと雨が心配です。
防塵防水性能はIP66とのことで、完全防水ではありません。前回お伝えしたUSB電源とともに雨天での使用は要注意です。
裏面にあるスイッチはゴムの防水キャップで保護されています。
ですが私の場合、これもすぐに外れました。そのたびに付け直しましたが、あるとき走行中にどこかに飛んでいきました。
この辺の造りもイマイチです…
あとAmazonにはケーブルが挿さらないとか抜けやすいとかいうレビューが散見されます。
商品の説明文にも以下のように記載されています。
コネクターが奥の方にあり、タイプCコネクターに厚みがあるとボディーに干渉して接続できない事があります。薄い物をご使用ください。
差込口に段差というか窪みがあって、端子の根元が厚いとつっかえて奥まで挿すことができないようです。
手軽に入手できるダイソー・セリア・キャンドゥの100円ケーブルで試したところ、いずれも問題なく挿すことができました。
ちなみに、付属のケーブル固定バンドは煩わしいので使ったことはありません。
スマホを充電する
電源に接続したUSBケーブルを挿して少しすると、ランプが光りスタンバイ状態になります。
この状態でワイヤレス充電に対応したスマホをセットすると充電が開始されます。
薄手のケースをつけたiPhone SE 第2世代は問題なく充電できました。
充電中はスマホホルダーのランプは消えますが、点滅する場合は電源の出力不足が原因とのことです。
使用しないときは裏面のスイッチで電源をOFFにして充電を止めることができます。
ONにするとまた充電が開始されます。
前回お伝えしたこのバイクのUSB電源はメインキーに連動しているため、バッテリー上がりの心配はありません。
なのでその場合、スイッチはONにしたままでケーブルも挿しっぱなしで大丈夫です。
電力規格
充電は各スマホの規定出力で自動的に15W/10W/7.5W/5Wで行われます。
電源の出力はそれより大きくなければならないそうです。
でないと充電されなかったり充電のスピードが低下したりするということです。
また「5V2A以上の電源、2A以上の充電ケーブルをご使用下さい」とのことです。
ちなみに、今回私が使ったiPhone SE 第2世代は最大7.5Wで充電することができます。
前回取り付けたUSB電源の出力は1ポート4.8~5.2V/2.4A/12Wなので充分対応はできるはずです。
次回はアドレス125にこのスマホホルダーを取り付けて走行テストしたときの模様をお伝えします。
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