以前、バイクで海釣りに行こうと思い立ち、ダイソーでサビキの釣り具を買いそろえました。
2020年のことでけっこう経ちますが、今回はそれらを振り返ります。
釣りをしたいけど1人でどうしていいか分からない…
という初心者同志のご参考になれば幸いです。
下カゴのついた仕掛けは現在ダイソーでは販売されていません。
一例としてご覧いただけたらと思います。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
バイクに乗って海釣りに行きたい
今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
3年前の2020年、原付二種スクーターのアドレス125(DT11A)を購入しました。
アドレス125の詳細は下の記事をご覧ください。
「これで気軽に海にも行ける。ついでに釣りもしよう」ということで海釣りを思い立ちました。
ですが、ズブの素人ゆえ何をどう釣ればいいのかまったく分かりません。
釣りが趣味の友人もなく、相談できる相手も皆無です。
当然のようにネットで検索しました。
「サビキ」が簡単らしい
人様のサイトの記事やYouTubeの動画を見たところ、「サビキ釣り」なら簡単とのこと。
仕掛けは下図のとおりです(ダイソーのサビキ仕掛けセットより)。
下のアミカゴにアミエビなどのエサを入れて海に下ろすだけ。
あとは海中にエサを撒くように竿を上下させれば、針に魚が食いつくという仕組みです。
アジやイワシが釣れるようです。
これならゴカイやイソメといった初心者には抵抗のある生餌に触れることもありません。
簡単・安心かつその後も舌で楽しめる、ということでさっそく挑戦しようと思いました。
ダイソーの釣り具が充実していた
まずは一から釣り具をそろえなければなりません。
注意しなければならないのは、こちらの足はバイクということ。釣り具はすべてアドレス125に収めなければなりません。
できるだけコンパクトにまとめたい。
また、いきなり高価な物そろえても挫折したら大損です。飽き性の私にとってその可能性は極めて高い。
思えばこの頃からダイソーは釣り具が妙に充実してきました。初心者がとりあえず釣りを始めるには手頃です。
あまりに品ぞろえが充実している専門店の場合、私のようなぼっちは圧倒されてかえって迷ってしまいます。
店員の目も気になる…
ダイソーで購入した釣り具
以下、そんな自意識過剰のビンボー人がダイソーで購入したものをお伝えします。
便利道具
まずはレジャーシート。100円(以下すべて税抜き価格)。
釣りには直接関係ありませんが、釣り場で役立ちそうなものも紹介します。
これは濡れたり汚れたりしている地面に物を置くときに使うかもしれないと思って購入しました。
ですがコンクリートの堤防の場合、あまり必要性を感じません。
私はまだ一度も使っていません。
次はクーラーボックス。150円。
容量は350ml缶6本分。ヒモも付いていて持ち運びにも便利です。
これに釣った魚を入れて持ち帰ろうと思いましたが、そもそも初心者には釣れるのかさえ分からないため持って行ったことはありません。
いつか使うかも…
こちらはウォータータンク。300円。
容量は10L。折りたたみ可能です。
栓の開け閉めもできるので、不用意に水をこぼすおそれはありません。
魚をつかむと想像以上に手がぬめります。これに水道水を入れて現場で手洗いに使いました。
手洗い場やトイレが遠い釣り場では重宝するかと思います。
1人で使うには少し大きいですが。
同様に手洗いに使う紙石鹸です。100円。
フタを開けて1枚ずつ取り出します。
帰る際にはちゃんと石鹸で手を洗いたい。しかし釣り場の手洗い場やトイレに石鹸があるとは限りません。
これはコンパクトで便利そうに見えますが泡立ちが悪い。
というか泡が出ません。
これなら同じダイソーで売っているチューブに入った液状の石鹸の方が使えます。
釣り具
以下は釣り具コーナーの商品です。
まずは水汲みバケツ。300円。
これも折りたたみ式で、ハンドルと5mのロープが付いています。
これで鎖ガマのようにバケツを海に投げて海水を汲み上げます。
釣った魚をとりあえず入れておく際に便利です。釣れればの話ですが。
今のダイソーは、これよりグレードの高そうなファスナー付きの四角形のバケツが500円で販売されています。
安く済ませたい場合はこのバケツでOKです。
釣れた際に使うのが魚つかみ。200円。
前述のように魚を直でつかむと手がぬめるため、これがあると便利です。釣れればの話ですが。
またトゲや毒のある魚などもいて手で触れると危険な場合もあります。万が一のときのために持っているといいかもしれません。
そして重要な釣り竿とリールです。
180cmの振り出し竿と120mの糸付きスピニングリールのセットで1000円。
値段の安さにかえって不安になりますが、小魚程度なら問題ありません。
シルバーもありますが、私はメタリックブルーを購入。説明書も付いています。
竿の材質はグラスファイバー・EVA樹脂・アルミ・鉄・亜鉛合金とのことです。
縮めた状態の長さは約49cmで、ガイドは4つ付いています。
「釣れる魚」は「アジ・イワシ・キスなど」、「釣り方」は「ちょい投げ・サビキ釣りなど」と書かれていて、今回の目的にぴったりです。
リールはもちろん着脱可能。糸はナイロン100%で太さは不明です。
折りたたみ可能のハンドルは利き手に合わせて付け替えることもできます。
素人目にはカンペキなセットです。
ただし竿は縮めた状態でもアドレス125のシート下とGIVIのトップケース(35L)には入りません。
これはどげんかせんといかん。
最後にサビキ仕掛けセット。各100円。
前掲図のとおり、アミカゴと針5本・巻き込み防止用のシモリ玉のセットです。
針には「バケ」と呼ばれる疑似餌が付いていて、「ハゲ皮」と「ピンク」の2種類がありました。
さきほども述べましたが、アミカゴのエサに引き寄せられた魚がエサと間違えてこれに食いつくようです。
ハゲ皮とピンクの違いが分からないので両方買いました。
針のサイズもどれにしたらいいのか分かりません。とりあえず最少の4号を選びました。
とにかく、これを釣り竿の道糸に結んでアミカゴにエサを詰めるだけで釣りができるようになります。
ただし、この仕掛けは現在ダイソーでは販売されていません。
後述するダイソーのネットストアでも「全エリアで在庫なし」と表示されています。針のみのサビキ仕掛けは売っていますが、カゴを新たに結ぶ必要があります。
初心者は別の店でセットの仕掛けを購入したほうが無難かと思います。
下カゴのみも売っているようです。
エサはダイソー以外で購入
サビキ釣りでは「コマセ」という寄せエサを使います。
しかし、ルアーやワームなどの疑似餌以外のエサはまだダイソーでは販売されていません(当記事投稿時点)。
よってコマセだけは釣り具店にて購入しました。
マルキューの「アミ姫」です。
歯磨き粉のようにキャップを開けて絞ると中身のアミエビが出るという簡単仕様で、手を汚さずに済みます。
また、フルーティな香りのため不快な生臭さはなく、初心者でも抵抗はないかと思います。
ダイソーネットストアもあり
以上、エサ以外のダイソーで購入した釣り具はしめて税込2575円也。
安い…
初心者が試すにはリーズナブルです。
ですが、ダイソーは店舗によっては釣り具コーナーが狭くて品ぞろえが悪かったり品切れだったりする場合があります。
また、釣り具店どころかダイソーも近場にないという場合もあるかもしれません。
そんなときはダイソーのネットストアで購入するのも手です。
11000円以上の購入で送料無料(沖縄・離島を除く)となるので、日用品のまとめ買いのついでに釣り具も購入、というのがいいかもしれません。
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