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デュアルディスプレイの接続と設定方法【PC初心者向け】

デュアルディスプレイ
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私はデスクトップパソコンを購入して8年後に初めてデュアルディスプレイにしました。

今回はデュアルディスプレイの接続と設定の方法をお伝えします。

初心者同志のご参考になれば幸いです。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら

目次

必要な物

今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。

対象はグラフィックボード搭載のデスクトップパソコン(Windows10)となります。

ちなみに、パソコンの映像などを映す装置は「ディスプレイ」と「モニター」の2つの用語がありますが、細かな違いは調べても私にはよく分かりませんでした。

よって以下は「ディスプレイ設定」や「モニターアーム」というように、適宜使い分けることにします。

意味は同じ…はず。

私が購入した2台目のディスプレイはこちら。

Acer(エイサー)のゲーミングモニターで23.8インチです。

以前の記事でも述べましたが、YouTubeのゲームチャンネルのために購入しました。

一方のディスプレイでゲーム画面を、もう一方でキャプチャーソフトの設定画面を映すのが目的です。

他に必要なものは、各ディスプレイの電源ケーブルと映像ケーブルとなります。

ディスプレイのケーブル
電源(上)と映像(下)のケーブル

PCとディスプレイを接続

まず各ディスプレイに電源ケーブルを接続します。

ディスプレイに接続した電源ケーブル

次にパソコンとディスプレイを映像ケーブルで接続します。

すべての電源はオフにしておきます。

デスクトップパソコンは、マザーボード側ではなくグラフィックボード側(下図矢印)にケーブルを挿します。

デスクトップパソコンの背面
PC背面

この場合は以下の端子に対応しています。

グラフィックボードの端子
  1. ディスプレイポート×3
  2. HDMI×1
  3. DVI-D×1

私の古い方のディスプレイは以下のとおり。

iiyamaのディスプレイの端子
  • HDMI×1
  • DVI-D×1
  • D-Sub(VGA)×1

新たに購入したディスプレイは以下のとおり。

Acerのディスプレイの端子
  • HDMI×2
  • D-Sub(VGA)×1

D-Sub(VGA)はアナログなので、それ以外のデジタルの端子を使います。

パソコンとディスプレイは違う端子でも、変換ケーブルや変換アダプターを使えば接続することができます。

その場合は、入出力の端子を間違えないよう注意が必要です。

私のパソコンはHDMIをひとつしか接続できないため、新しい方のディスプレイにはHDMIで接続、古い方のディスプレイにはとりあえずDVI-Dで接続しました。

デスクトップパソコンに接続したケーブル

ディスプレイポートが使えない…

接続したらパソコンとディスプレイの電源を入れます。

電源を入れたデュアルディスプレイ

私はパソコンの電源を入れたまま接続したせいか、右側のディスプレイが映りませんでした。

パソコンを再起動することで両方映りました。

デュアルディスプレイの設定

ディスプレイ設定

デスクトップ画面で右クリックして「ディスプレイ設定」をクリックします。

Windowsのディスプレイ設定のボタン

この「ディスプレイ」画面にて見栄えを設定していきます。

Windowsのディスプレイ設定の画面

「ディスプレイの配置を変更する」に「1」と「2」と2台のディスプレイが表示されています。

その下の「識別」をクリックすると、対応の数字がディスプレイに表示されます。

Windowsのディスプレイの番号
左が「1」右が「2」

表示画面を拡張する

その下の「マルチディスプレイ」で画面の表示の仕方を設定します。

Windowsのマルチディスプレイの選択画面

どちらも同じ画面にする場合は「表示画面を複製する」を選択します。

私は「表示画面を拡張する」にしました。

こうすることでそれぞれ別の画面が表示されます。

一方でオンラインゲーム、もう一方でYouTubeを見るといった使い方が可能です。

デュアルディスプレイで画面を移動
左右別の画面

画面をまたいでのカーソルやウィンドウの移動も簡単です。

メインディスプレイを決める

次にメインのディスプレイを決めます。

さきほどの「ディスプレイの配置を変更する」にて、メインにしたい方の番号のディスプレイをクリックして、「マルチディスプレイ」の「これをメインディスプレイにする」にチェックを入れます。

Windowsのメインディスプレイの選択画面

私は2番(右側)のディスプレイをメインにしました。

電源を入れたデュアルディスプレイ

1番(左側)をサブディスプレイとして扱うことにします。

画面を縦向きにする

また私の場合、スペースの都合上、左側のディスプレイは縦向きにします。

縦向きにしたいディスプレイ(1番)をクリックして、「拡大縮小とレイアウト」の「画面の向き」で「縦」を選択します。

Windowsの画面の向きの選択画面

画面の表示が縦に変わりました。

縦向きに表示された左の画面

ディスプレイを90°回転させます。

縦向きにした左側のディスプレイ

縦向きにしてもカーソルやウィンドウの移動は変わらず行うことができます。

画面が縦長なのでブログやX(Twitter)の閲覧が捗るかもしれません。

ディスプレイのスタンドですが、これもスペースの都合によりアームに変えました。

その場合はディスプレイが「VESA規格」に対応している必要があります。

VESA規格のディスプレイ

これなら回転できないスタンドでも自由に向きを変えることができます。

その他、ディスプレイをドラッグ&ドロップして上下に配置したり左右逆にしたりすることもできます。

Windowsでディスプレイの配置を変更する

リフレッシュレートの変更

レイアウトが終わったら、リフレッシュレートを変更します。

「マルチディスプレイ」の「ディスプレイの詳細設定」をクリックします。

Windowsのディスプレイの詳細設定のボタン

変更したいディスプレイを選択します。

Windowsのディスプレイの詳細設定のディスプレイ選択画面

リフレッシュレートを変更します。

Windowsのディスプレイのリフレッシュレートの変更画面

しかし…

このディスプレイは100Hz対応ですが、60Hzしか選択できません。

おそらく縦向きにしたことで、解像度が変わったからかもしれません。

試しに横向きにしたところ、100Hzに変更することができました。

Windowsのディスプレイのリフレッシュレートを変更する

ちなみに私のメインディスプレイは横向きでも60Hzしか選択できないので、結局2台を60Hzで統一することにしました(現状そうする他ない)。

デュアルディスプレイにする際は、この辺りも注意が必要です。

タスクバーの設定

私は最後にタスクバーを以下のように設定しました。

タスクバーの空白部分で右クリックして「タスクバーの設定」をクリックします。

Windowsのタスクバーの設定ボタン

「マルチディスプレイ」の「タスクバーをすべてのディスプレイに表示する」をオンします。

デュアルディスプレイのタスクバーの設定画面

その下の「タスクバーボタンの表示先」で「メインタスクバーと、開かれているウィンドウのタスクバー」を選択します。

すると、両方のディスプレイにタスクバーが表示され、サブディスプレイの方には開かれているウィンドウのアイコンが表示されます。

タスクバーを2つのディスプレイに表示した

これでサブディスプレイで何を開いているのかが分かりやすくなります。

以上で基本的な設定は完了です。

いまさらですが、デュアルディスプレイにすることで、やはり効率の良さと利便性を実感することができました。

特にゲームの実況や配信をする人にとって、その効果は大きいかと思います。

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