GIVI(ジビ)のトップケースをスズキのアドレス125(DT11A)に取り付けてから約2年半が経ちました。
トップケースはやはり便利で、通勤や通学・ツーリング等でおおいに役に立つかと思います。
今回はその取り付け方法や使い方・使い勝手をお伝えします。
![](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2022/07/koishiken-150x150.jpg)
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
GIVIのトップケース購入
今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
私が購入したトップケースはこちら。
GIVI(ジビ)というイタリアのブランドのもので容量は35L。色はパールホワイトです。
約2年半前(2020年6月)にAmazonにて14000円で購入しました(配送料込)。
これを、ほぼ同時期に購入した原付二種のアドレス125(DT11A)のリアキャリアに取り付けました。
開封
梱包と開封の様子は下図のとおりです。
![GIVIのリアボックスの梱包](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-packing.jpg)
![GIVIのリアボックスの梱包](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-packing.jpg)
![GIVIのリアボックスの開封](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-opening.jpg)
![GIVIのリアボックスの開封](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-opening.jpg)
厳重に梱包されていて中身に異常はありませんでした。
内容は以下のとおりです。
- ケース
- ベース
- ベースカバー
- キー(2個)
- 取り付け金具一式
- 取扱説明書・保証書
ベースを取り付ける
アドレス125(DT11A)はリアキャリアを標準装備しています。
![アドレス125のリアキャリア](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/address125-rear-carrier.jpg)
![アドレス125のリアキャリア](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/address125-rear-carrier.jpg)
そのため、このトップケースの取り付けには付属品以外の部品は必要ありません。
まず、キャリアとベースの穴を合わせます(下図赤丸)。
![GIVIのリアボックスのベース](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-base.jpg)
![GIVIのリアボックスのベース](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-base.jpg)
金具の取り付け順は下図のとおりです。
![GIVIのリアボックスの取り付け金具](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-mounting-hardware.jpg)
![GIVIのリアボックスの取り付け金具](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-mounting-hardware.jpg)
ベースのマスにプレートを仮置きして、すべての穴が通るか確認します。
![GIVIのリアボックスの取り付けプレート](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-mounting-plate.jpg)
![GIVIのリアボックスの取り付けプレート](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-mounting-plate.jpg)
ワッシャーを噛ませて、それぞれの穴にボルトを通します。
![GIVIのリアボックスのベースにボルトを通す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-pass-through-the-bolt.jpg)
![GIVIのリアボックスのベースにボルトを通す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-pass-through-the-bolt.jpg)
裏側は、波形プレート・ワッシャー・ナットの順にボルトに通します。
![GIVIのリアボックスのベースに波形プレートを通す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-waveform-plate.jpg)
![GIVIのリアボックスのベースに波形プレートを通す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-waveform-plate.jpg)
キャリアの枠と波形プレートの形を合わせてナットを締めます。
![GIVIのリアボックスのベースのナットを締める](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-tighten-the-nut.jpg)
![GIVIのリアボックスのベースのナットを締める](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-tighten-the-nut.jpg)
ナットを締めるにはソケットとラチェットハンドルが便利です。私はいずれもダイソーで購入しました。
![ソケットとラチェットハンドル](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/socket-and-ratchet-handle.jpg)
![ソケットとラチェットハンドル](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/socket-and-ratchet-handle.jpg)
ここでは10mmのソケットを用います。
![10mmのソケット](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/10mm-socket.jpg)
![10mmのソケット](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/10mm-socket.jpg)
最初はペンチやレンチでナットを挟んで回していましたが、スペースが狭いうえに力も使うのでおすすめしません。
下のナットを締めている間、ボルトの頭は六角レンチでおさえます(サイズはM6)。
![GIVIのリアボックスのベースのボルトを六角レンチでおさえる](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-suppress-the-bolt.jpg)
![GIVIのリアボックスのベースのボルトを六角レンチでおさえる](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-suppress-the-bolt.jpg)
4か所すべて仮締めして、問題がなければ本締めします。
![GIVIのトップケースのベースのボルトを締めた](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-tighten-the-bolt.jpg)
![GIVIのトップケースのベースのボルトを締めた](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-rear-box-tighten-the-bolt.jpg)
ベースがガタつかないことを確認したら、ベースカバーをはめます。
![GIVIのトップケースのベースカバーをはめる](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-base-cover.jpg)
![GIVIのトップケースのベースカバーをはめる](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-base-cover.jpg)
2か所をネジで留めてカバーを固定します。
![GIVIのトップケースのベースカバーをネジで固定する](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-fix-the-base-cover-with-screws.jpg)
![GIVIのトップケースのベースカバーをネジで固定する](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-fix-the-base-cover-with-screws.jpg)
以上でベースの取り付けは完了です。
ケースの着脱
ケースの取り付け方
ベース前方に2か所の穴があります。
![GIVIのトップケースのベースの穴](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-base-hole.jpg)
![GIVIのトップケースのベースの穴](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-base-hole.jpg)
またケースには2か所のツメがあります。
![GIVIのトップケースのツメ](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-claw.jpg)
![GIVIのトップケースのツメ](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-claw.jpg)
ベースの穴にケースのツメを引っかけるようにしてはめ込みます。
![GIVIのトップケースのツメをベースに差し込む](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-insert-the-claw-base.jpg)
![GIVIのトップケースのツメをベースに差し込む](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-insert-the-claw-base.jpg)
次にケースの底の穴をベースの突起にはめ込みます。
![GIVIのトップケースの穴とベースのツメ](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-hole-in-the-bottom.jpg)
![GIVIのトップケースの穴とベースのツメ](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-hole-in-the-bottom.jpg)
ケースの蓋を開けて(やり方は後述)、ケースの底とベースを手で挟んで押し込めば確実にロックできます。
![GIVIのトップケースをベースに接続する](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-connecting.jpg)
![GIVIのトップケースをベースに接続する](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-connecting.jpg)
再度ケースの蓋を閉めてキーを抜きます(やり方は後述)。
ケース取り外しボタン(下図矢印)を押して、ボタンが引っ込まないか確認します。
![GIVIのトップケースの取り外しボタン](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-removal-button.jpg)
![GIVIのトップケースの取り外しボタン](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-removal-button.jpg)
ボタンが引っ込んだら正常にロックされていない状態です。ボタンを押してケースを取り外し、もう一度やり直します。
最後にケースを上に引っ張って外れないか確認したら取り付けは完了です。
ケースの取り外し方
キーを鍵穴に挿し、右(時計回り)に回すと、鍵穴の下の取り外しボタンのロックが解除されます。
![GIVIのトップケースの取り外しボタンを押す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-remove-button-press.jpg)
![GIVIのトップケースの取り外しボタンを押す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-remove-button-press.jpg)
取り外しボタンを押してからケースを持ち上げます。
![GIVIのトップケースを取り外す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-remove.jpg)
![GIVIのトップケースを取り外す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-remove.jpg)
ケースの開閉
ケースの開け方
キーを鍵穴に挿し、右(時計回り)に回します。
鍵穴の上のボタンを押してロックを解除します。
![GIVIのトップケースにキーを挿す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-insert-key.jpg)
![GIVIのトップケースにキーを挿す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-insert-key.jpg)
あとは蓋を持ち上げるだけです。
![GIVIのトップケースを開ける](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-open.jpg)
![GIVIのトップケースを開ける](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-open.jpg)
ケースの閉め方
蓋を閉めてフラップ(下図矢印)を押し下げます。
![GIVIのトップケースのフラップを押す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-flap.jpg)
![GIVIのトップケースのフラップを押す](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-flap.jpg)
すると、その下のボタンが持ち上がります。
キーを左(半時計回り)に回しロックします。
![GIVIのトップケースのキーを左に回して抜く](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-pull-out-the-key.jpg)
![GIVIのトップケースのキーを左に回して抜く](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-pull-out-the-key.jpg)
あとはキーを抜くだけです。
外観
このGIVIの35Lケースは、アドレス125の車幅に収まります。
![GIVIのトップケースの後ろ姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-back-view.jpg)
![GIVIのトップケースの後ろ姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-back-view.jpg)
![GIVIのトップケースの前姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-front-view.jpg)
![GIVIのトップケースの前姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-front-view.jpg)
そのため、ケースの横幅を気にすることなく走行することができます。
後ろはキャリアから多少はみ出ますが、これも道路交通法や走行上問題ありません。
![GIVIのトップケースの横の姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-side-view.jpg)
![GIVIのトップケースの横の姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-side-view.jpg)
もう少し大きなケースにしようか考えましたが、見た目はこれくらいがスマートで個人的には気に入ってます。
ケースの外側はゴツゴツした装飾や凹凸はないので、他との干渉も気になりません。
![GIVIのトップケースの斜め前から見た姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-oblique-view.jpg)
![GIVIのトップケースの斜め前から見た姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-oblique-view.jpg)
蓋の後ろには反射板がついています。
![GIVIのトップケースの上から見た姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-view-from-above.jpg)
![GIVIのトップケースの上から見た姿](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-view-from-above.jpg)
ケース全体の色がアドレス125と違和感がないのも購入の決め手でした。
容量
蓋は直角まで開きます。
![GIVIのトップケースの蓋を開けた状態](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-open-the-lid.jpg)
![GIVIのトップケースの蓋を開けた状態](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-open-the-lid.jpg)
半ヘルとフルフェイスヘルメット(エアロブレード5のLサイズ)は、単体ならそれぞれ余裕で入ります。
半ヘルを横にすれば両方入りました。
![GIVIのトップケースにヘルメットを収納](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-helmet-storage.jpg)
![GIVIのトップケースにヘルメットを収納](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-helmet-storage.jpg)
2Lと600mlのペットボトルも1本ずつなら余裕です。
![GIVIのトップケースにペットボトルを収納](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-plastic-bottle-storage.jpg)
![GIVIのトップケースにペットボトルを収納](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-plastic-bottle-storage.jpg)
ケース底の突起には多少干渉しますが、A4サイズのクリアケースも入ります。
![GIVIのトップケースにクリアケースを収納](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-clear-case-storage.jpg)
![GIVIのトップケースにクリアケースを収納](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2023/02/givi-top-case-clear-case-storage.jpg)
2年半使った感想
アドレス125に取り付けてからこれまで約2年半、不具合はなく便利に使っています。
特にアドレス125はシート下のトランクが浅く、かさばる荷物やヘルメットを収納しにくいので助かります。
また造りがしっかりしているため、ベースがガタついたり蓋がゆるくなったりという気配はなく、耐久性にも優れています。
雨などに濡れるとケースの中も少し濡れてしまいます。
そのくせ気密性は高く、蓋を閉めたままだと数日経っても中の水分は蒸発しません。衛生的にも都度拭いた方がいいでしょう。
といっても、面倒なのはそれくらいです。
![](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2022/07/koishiken-150x150.jpg)
![](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2022/07/koishiken-150x150.jpg)
![](https://koishiken.com/wp-content/uploads/2022/07/koishiken-150x150.jpg)
やはり買って良かったと思っています。
壊れるまで使いたい、というかアドレス125が先に壊れそうなので、別のバイクに乗りかえても使っているような気がします。
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