私は昨年に自身のYouTubeチャンネルを収益化することができました。
これもひとえに視聴者の皆様のおかげです。改めてお礼申し上げます。
そこで今回は、昨年2022年の私のYouTubeの収益を公開します。
以前に初月の収益をお伝えしましたが、今回は年間収益となります。
特にこれからYouTubeを始めようか考えている方のご参考になれば幸いです。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
2022年のYouTubeの年間収益
今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
収益の内訳
収益の内訳は、YouTubeの広告とYouTubeプレミアムからの収益のみとなります。
私は生配信をしたことがなく、スーパーチャットやスーパーサンクスなどは一度も受け取ったことはありません。
要するに、通常の動画からの収益のみとなります。
といっても、ショート動画を投稿したことはありませんが…
各月ごとの収益
当チャンネルの収益化が承認されたのが昨年2022年の3月9日で、収益が入るようになったのが翌日の10日からです。
3月10日から12月31日までの各月ごとの収益は以下のとおりです。
月 | 収益 | 動画投稿数 |
---|---|---|
3月 (21日間) | 7438円 | 3 |
4月 | 7447円 | 6 |
5月 | 7487円 | 7 |
6月 | 8736円 | 4 |
7月 | 9188円 | 3 |
8月 | 9114円 | 4 |
9月 | 10761円 | 3 |
10月 | 9643円 | 5 |
11月 | 10195円 | 1 |
12月 | 7516円 | 7 |
総額 | 87525円 | 43 |
ということで、総額は87525円でした。約10か月間でのひと月平均は8750円くらいです。
また動画の投稿数ですが、当ブログを始めた7月あたりからは特に減っています。
これまで投稿してきた動画のおかげか収益は上がってはいましたが、12月以降は収益が下がり続けています。
やはり動画を出し続けないと収益は目減りしてしまうようです。
YouTubeは収益化するよりも継続する方が難しいのではないかと今では思っています。
ちなみに、こうして1円単位まで収益を公開していいのは、Googleの規約によると「振り込まれた確定額」ということになります。
収益はGoogleアドセンスから振り込まれますが、8000円未満は留保されます。
最後の12月はその基準額に満たず、今年1月の収益と合わせて振り込まれました。
それがようやく2月下旬のことだったので、収益の公開が遅れたのはこのような事情によります。
といっても、誰も気にも留めないと思いますが…
収益をいただいた感想
これまでの経費を考えるとまだまだ赤字ですが、それでも私にとってはうれしい収益です。
私は以前、下の記事で「YouTubeは労働」と述べましたが、「仕事」という意識はありません。
ほとんど遊んでいるだけです。
それでこれだけいただけたのは、本当にありがたいと思います。
しかし「稼ぐ」という点では、これではまったくダメです。
まず、私はチャンネルを開設してから収益化するまで1年8か月もかかりました。
また私は準備と撮影と編集、要するに動画作成のすべてにおいて時間がかかります。
時給で考えると、おそろしい薄給です。
YouTubeで稼ぎたい。
YouTubeを副業にしたい。
という目的であれば、私程度のレベルならやめた方がいいでしょう。労力に見合わなすぎます。
「YouTubeで楽して稼ぐ」というのは妄想です。
遊びつつちょっとしたお小遣いがもらたらいいな。
という感覚でやるのがいいかと思います。
その点、YouTubeは遊びや趣味としては最高で、私は3年目になりますが、まだやめたいと思ったことはありません。
動画のデータ
私の動画についてのデータもざっくりお伝えします。
3月10日から12月31日までの全動画のRPMは約360円でした。
RPMというのは、動画の再生回数1000回あたりの収益額のことです。
私の場合、1再生あたり平均0.36円ということになります。
これは動画の内容などによって上下します。
たとえば、私のある動画は1再生あたり約1円でしたが、0.2円台や0.1円台の動画もあります。
単価の幅は広い…
以下は3月からではなく、すべて昨年1月から1年間の全動画における数字となります。
平均再生率は約33%でした。
平均再生率というのは、動画がどれくらいの長さ再生されたかを示すものです。
私の場合、「全体のうち3割くらいの時間が再生された」ということになります。
また、高評価率は約90%でした。
どんなゴミ動画にも高評価をつけてくださる方がいて、驚くとともに毎回感謝しています。
- 平均再生率
- 高評価率
以上の2つはチャンネル全体の評価に関わり、収益にも大きく影響するそうです。
これらの数字が高いと、YouTubeに価値が高いチャンネルと判断されて、動画がおすすめに表示されやすくなるからです。
さらに長い時間再生されるということは、そのぶん広告も多く表示されるので収益も上がります。
なので収益を重視する場合、再生回数だけでなく再生率や高評価率も落とさないチャンネル運営が必要となります。
これらの数字をYouTubeアナリティクスで確認することで、自分の動画の人気・不人気が分かります。
今後チャンネルの方向性を決めやすくなるでしょう。
エラソーに語っていますが、私は普段そういった細かい数字はまったく見ていません。
あとは視聴者の性別ですが、私の場合男性が95%くらいでした。
これは以前も今も変わらないので、すでに私には当たり前の状態となっています。
収益を上げるための施策
何ごとにおいても収入を上げるには、「売上を上げる」「経費をおさえる」のふたつの手段があります。
これをYouTubeに置き換えると、以下のようになるかと思われます。
- 売上を上げる=動画の投稿頻度を上げる
- 経費をおさえる=ゴミ動画を出さない
- 以上の精度を上げて継続する
「動画の投稿頻度を上げる」のは無理をすれば誰でもできますが、「ゴミ動画を出さない」というのが非常に難しい。
無理をすればするほどゴミ動画が生まれやすくなるからです。
最悪なのは、投稿頻度を上げたばかりに売上にならない経費(ゴミ動画)が増えて収益がかえって落ちる、という悪循環に陥ることです。
よってYouTubeで収益を上げるには、このふたつを両立し、かつ継続する必要があります。
では、そのためにはどうすればいいか、ですが、これは各々が日々の実践のなかから答えを導き出すしかないと思います。
ということで、2023年の今年も収益UPを目論みながらも、無理をせずYouTubeを楽しむつもりです。
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