前回はOGKカブト(OGK KABUTO)のフルフェイスヘルメット「エアロブレード5(AEROBLADE5)」を2年半使用した感想を述べました。
今回はエアロブレード5購入直後に取り付けたミラーシールドについてお伝えします。
これからバイクのヘルメットにミラーシールドを取り付けようか考えているかたのご参考になれば幸いです。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
ミラーシールドの購入日と価格
今回の内容についてはYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
YouTubeを始めたばかりで気合いが空回りして、目障りな演出がありますがご容赦ください。
それはともかく、私が購入したミラーシールドはこちら。
エアロブレード5の純正品で、品名は「DAF-1 ミラーシールド」です。
カラーは「ブルーミラー」です。
ヘルメットのサイズの指定はないので、全サイズに適合するようです。
私のLサイズのエアロブレード5には問題なく装着することができました。
エアロブレード5を購入した2日後に同じ店で購入しました。2年半前のことです。
エアロブレード5が気に入ったため、はやる気持ちをおさえて買いに行ったことがわかります。
購入理由は「YouTubeを始めるので顔を隠したいから」です。
あと、なんとなくカッコいいから。ミーハーにも程があります。
価格は税込みで7150円。エアロブレード5と合わせると計38830円。
やはりヘルメット類は高い。ヘルメット購入時にクリアシールドにかえて標準で好きなシールドを選べるようできたら、と思います。
エアロブレード5のシールド脱着方法
ミラーシールドを取り付けるには、まずエアロブレード5の標準装備のクリアシールドを取り外す必要があります。
作業は素手だとシールドに指紋がつきやすいので、手袋をするのをおすすめします。
特に新品に指紋がべっとりつくと萎えます。
汚れを拭くには、メガネに使うマイクロファイバーのクロスが傷をつけずに済むのでいいかと思います。
注意点は、シールドの脱着に力はさほど必要ないということです。
力を入れても脱着できない場合は、力を入れる向きがちがう可能性があり、強引にやると破損のおそれがあります。
シールドの取り外し方
シールドを一番上まで上げます。
リリースボタンを先端方向(下図矢印)に押しながらシールドを同じ方向に引きます。
すると簡単に外れます。
反対側も同様に外します。
シールドの取り付け方
次に新たに購入したミラーシールドを取り付けます。
当然クリアシールドと構造は同じなので、脱着方法も同じです。
わかりやすいようにクリアシールドにて説明します。
まずシールドのツメを、ヘルメットのラチェットの一番上のくぼみにはめ込みます。
次にシールドのリリースボタン裏にあるツメをラチェット中央部のくぼみ(下図矢印)にはめ込みます。
そのままリリースボタンを押し込めば、パチッと音がして自然にシールドを取り付けることができます。
上から見るより、横から隙間を見ながらやると分かりやすいかと思います。
片方が済んだら反対側も同様に取り付けます。
最後に何度かシールドを開閉して、ちゃんと取り付けられたか確認します。
道具は使わず簡単です。
エアロブレード5に限らず、現在のちゃんとしたヘルメットなら同じように簡単だと思います。
ミラーシールドを使用して…
以下このミラーシールドを2年半使った感想を述べます。
乗車したのは、すべて原付二種スクーターのアドレス125です。
またしても閉まり切らない…
クリアシールド同様、またしても中央部のツマミが一発ではまりません。
前回の記事でも触れましたが、ヘルメットのホルダーにパコッとハマッたように見えても、たいてい次の瞬間少し外れてしまいます。
なんなんコレ…
外れた場合、閉じ切るまで二度三度ツマミを押し込むか、あきらめてそのまま走行しています。
これを「仕様」というのはおかしい。個体差だとすると連続でババをつかんだことになります。
「5」以外のエアロブレードシリーズも同様なのでしょうか。実害はないので気にしないことにしていますが。
いや、やはり気になるといえば気になります。
外観
遠目からはシールドの内側はほとんど見えません。
目と鼻の先まで近づけば、うっすらと顔は見えますが、変な人に絡まれないかぎりそのような機会はないかと思います。
このミラーシールドの色は他にシルバーやダークシルバーがあるようですが、ブルーはフラットブラックのヘルメットに違和感なく合います。
見た目に関してはブルーにして良かったと個人的に思っています。
内側からの見え方
内側から見るとこんな感じです。
私にとって初めてのミラーシールドということで、もっと暗く見えると思っていたのですが、そうでもありませんでした。
晴天の日中はなんら問題なく快適に走行することができます。
当然まぶしさは軽減されます。
ミラーシールドに慣れたあとクリアシールドに変えると、まぶしさの違いを実感できます。
下図はYouTubeで初めて屋外撮影したときの一コマです。
夜間は、電灯に照らされている舗装された道なら特に問題は感じません。トンネルも大丈夫です。
逆に電灯の少ない道や砂利道はやはり視界が悪くなるので危険です。
慣れない道のツーリングなどで不安な場合は、クリアシールドを携行して都度取り替えるのがいいかもしれません。
あと、雨ではクリアシールドだろうがミラーシールドだろうが曇ります。
ミラーシールドは暗いぶん余計見えづらく、強雨だと日中でも危険を感じます。
雨の日はクリアシールドにかえた方が安全です。
以上、まぶしさ軽減の効果は大きく、買ってよかったと実感していますが、値段が高いので強いて理由がなければ必要ではない、というのが2年半使ってみての感想です。
どちらにせよ、曇り止めのピンロックシートはつけた方が安全です。
次回はそのピンロックシートについてお伝えします。
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