2年前(2021年)、原付二種スクーターのアドレス125(DT11A)のヘッドライトをLEDのものに交換しました。
また省電力も兼ねて、ポジションランプ・メーターランプ・テールランプ(ブレーキランプ)もまとめてLED化しました。
今回はそれらの紹介や取り付けの模様をお伝えします。
すべてポン付け可能なので、初心者同志にも扱いやすいかと思います。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
LEDのヘッドライトを購入
今回の内容はYouTubeに動画もアップしているので、よければこちらもご覧ください。
以前、アドレス125のカウルを外した際にヘッドライト(ハロゲンランプ)を確認したところ、点きが弱いような気がしました。
ヘッドライトバルブはバイク用品店で交換してもらったのですが、もう寿命が来たようです。
そこでさっそくこのバルブをAmazonで購入しました。
6076円(購入時)と少し高かったのですが、LEDということで長寿命を期待しました。
12V二輪車専用です。
私が購入したのはホワイト色の6500ケルビンのものです。
Amazonの商品ページによると、消費電力はハイとローともに25W相当とのことです。
これは「H4」という規格のもので、アドレス125のヘッドライトの規格は「HS1」です。
私もよく分かりませんが、この規格というのは差込口やツメのサイズのことだと思います。
このH4のツメの長さは8mmでした。
対してHS1のツメの長さは10mmのようですが、以前バイク用品店に交換してもらったバルブはH4・HS1兼用らしく、ツメの長さは8mmでした。
なので、H4でも接続自体はできるみたいです。
しかし不具合が起こらないとは限らないので、使用は自己責任となります。
ポジションランプとメーターランプ
ポジションランプは「T10」という規格のものを購入しました。
これは12V車専用で2個セット。メーターランプにも用います。
色はアイスブルーで、消費電力は0.5Wのようです。
しかし…
寿命は30000時間とのことですが、私は2個とも数か月しか持ちませんでした。
現在は下のものを使っています。
こちらは取り付けから1年ほど経った現在でも問題なく点灯しています。
個人的には後者のこちらの方がいいかと思います。
このランプについては下の記事をご参照ください。
テールランプ(ブレーキランプ)
テールランプ(ブレーキランプ)は「S25」のダブルという規格のものを購入しました。
色はホワイトで、これも2個セットです。
注意点は「12V普通自動車専用」ということです。
規格や電力は適合しているので私はこれを使用していますが、これも使用は自己責任となります。
私は今のところ異常ありません。
消費電力はテールが0.48W、ブレーキが3.12Wのようです。
省電力について
アドレス125(DT11A)の消費電力はマニュアルによると以下となります。
ヘッドライト | 12V 35w(HS1) |
ポジションランプ | 12V 5W |
テール/ブレーキ | 12V 5/12W |
計 | 66W |
これをLED化すると、今回の場合以下となります。
ヘッドライト | 25W |
ポジションランプ | 0.5W |
テール/ブレーキ | 0.48/3.12W |
計 | 29.1W |
メーターランプは不明で除外していますが、これで少なくとも36.9Wの節電になる…ということでしょうか。
自信はありません…
この「節電」により、前回失敗したワイヤレス充電スマホホルダーとグリップヒーターの両立ができるのではと目論みました。
その検証については次回の記事をご参照ください。
ちなみに、ウィンカーのランプも交換したかったのですが、アドレス125はLED用のリレーの交換やハーネスの取り付けが必要らしく、私には手に余るため断念しました。
取り付け
メーターランプ・ポジションランプ
まずアドレス125のヘッドライト部分を外します。
外し方は下の記事をご参照ください。
上の記事でも触れていますが、メーターランプは下図赤枠の位置です。
配線は引っ張らずに根元を持って外します。私はマイナスドライバーを使って根元をずらしました。
以前のランプを引っこ抜いて、新しいランプを挿し込みます。
点灯させるとこんな感じです。
ポジションランプも同様に交換します。
ヘッドライト
ゴムキャップ→ストッパー→以前のヘッドライトバルブの順に外します。
次に逆の手順で新しいバルブを取り付けます。
今回唯一難儀だったのは、ストッパーを留めることでした。
私は素手では無理だったので、ドライバーを当てがって接続部分のツメに押し込みました。けっこう力が要ります。
そのせいかバルブはビクともしません。
点灯して異常がなければヘッドやカウルなどを元に戻します。
テールランプ(ブレーキランプ)
下図赤枠の6か所のネジをプラスドライバーで外してカバーを外します。
反時計回りで回して以前のランプを外します。
新旧どちらのランプも両端のツメ(下図矢印)の高さが違います。
記憶が曖昧ですが、上図矢印の方を上にして時計回りに回して新しいランプを取り付けます。
取り付けたテールランプを点灯します。
ブレーキレバーを握るとブレーキランプが点灯します。
異常がなければカバーを戻します。
点灯
交換したライトを改めて点灯します。
ヘッドライトとポジションランプです。こちらはハイビーム。
こちらはロービーム。
メーターランプ。
テールランプ。
ブレーキランプ。
いずれも問題なく点灯します。
ということで、次は夜に実走した模様をお伝えします。
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