当ページには広告が含まれています。

アドレス125のリアタイヤをIRCのMB520に交換した【DT11A】

IRCのMB520のビードを上げる
  • URLをコピーしました!

以前、アドレス125(DT11A)のリアタイヤを初めて自分で交換しました。

今回は2度目の交換ということで別のタイヤを取り付けました。

また、前回交換できなかったマフラーのガスケットも取り替えたので、それらの模様や感想をあわせてお伝えします。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら

目次

前回のタイヤ「D307」

前回交換したリアタイヤはダンロップの「D307」です。

初めての作業でしたがなんとか取り付けることができました。

以来8か月ほどで約10800km走ったところで今回の交換に至ります。

さすが大手メーカー。

ということで、走行に問題を感じることはありませんでした。

今回のタイヤ「MB520」

そして今回交換するのはIRCの「MB520」です。

「IRC」というのは「iRC井上ゴム工業株式会社」が正式名称らしく、こちらも大手タイヤメーカーのようで、本社は名古屋市にあるとのことです。

私はまったく知りませんでしたが…

D307は走行に問題なかったものの、ホイールへの取り付けにけっこう苦労しました。

そこで他に良いタイヤはないかとAmazonで物色したところ、こちらのタイヤは柔らかいとのレビューを見たので今回購入するに至ったという次第です。

届いたタイヤを触ってみると、確かにD307より少し柔らかい感触がします。これならいくらかはラクになるだろうと思いました。

開封したIRCのMB-520

梱包はビニール袋のみでした。

型崩れ防止のため段ボール箱に入れてほしいような気もしますが、これは販売店の問題なのでしょう。

それよりもタイヤ側面の汚れが気になりました。

IRCのMB-520の側面の汚れ
汚いンだわ…

どこで汚れたのか知りませんが、とりあえず傷や型崩れはなかったので良しとします。

IRCのMB-520の溝
溝はこんな感じ

あと、このタイヤには回転方向指示マークはありますが、軽点はないので要注意です。

ホイールへの取り付け位置は決まっているのか自由なのか私にはわかりません。

結局テキトーに取り付けました。

ちなみに製造番号は「3024」でした。

IRCのMB-520の製造年月

この数字は製造された年と週を表すそうで、下二桁の「24」は2024年、上二桁の「30」はその30周目とのことです(2024年の7月22~28日に製造)。

古くはない…ようです。

というか購入後に気づいたのですが、D307の前につけていたタイヤがこのMB520でした。

IRCのMB520
ラベル(クリックで拡大)

以前はバイク店で交換してもらっていて、タイヤ選びも店員にお任せみたいな感じだったので何も知らなかった、という無知ぶりです。

同メーカーに同じサイズの「MB90」というタイヤがありますが、これは50cc用とのことです。購入の際はご注意ください。

マフラーのガスケットも購入

また今回は前述のようにマフラーのガスケットも交換しました。

純正品の品番は「14181-30A40」です。

私は現在、アドレス125の純正品パーツをだいたい「ウェビック」という通販サイトで購入しています。

こちらは品揃えが豊富で助かっています。

アドレス125のサービスマニュアルによると、マフラーのガスケットは再利用不可とのことで、外すたびに交換しなければならないようです。

しかし前回は億劫で、マフラーのワイヤーを接続したままタイヤ交換してしまったのでガスケットを取り替えることができませんでした。

以下その作業からお伝えします。

マフラーのガスケットを交換する

まず平地にセンタースタンドをかけてアドレス125を安定させたら、シートとヘルメットボックスを取り外します。

取り外し方は下の記事をご参照ください。

下図赤丸部分にあるマフラーのワイヤーカプラを取り外します。

アドレス125のマフラーのワイヤーカプラ

カプラは黒い方の出っぱりを押しながら外します。

ワイヤーをフック(下図赤丸部分)から外します。

アドレス125のマフラーのワイヤーカプラを外す

あとは以前と同じ手順でマフラーを取り外します。

やはりワイヤーごと外した方が作業がラクになります。

アドレス125の取り外したマフラー

ガスケットを取り外します。

アドレス125のマフラーの取り外したガスケット

私はバイスプライヤーを使いました。ペンチでもいけるかと思います。

新品のガスケットを取り付けます。

アドレス125のマフラーに取り付けたガスケット

ネジのように回すのかと思っていましたが、上から押し込んだらはまりました。

以上でマフラーのガスケットの交換は終わりです。

タイヤを切って外す

あとの作業は以前と同じなので割愛しますが、今回最大の難所はタイヤの取り外しでした。

ホイールの片側は外れましたがもう一方がどうあがいても無理。

カッターでタイヤを切断しようともしましたが、浅く切れ目が入るくらいでこれも難しい。結局体力が尽きてギブアップしました。

翌日に持ち越しです。

やはりD307は硬い。その前のMB520はタイヤレバーのみで外せたので、その差は大きいと感じました。

そこでググったところ、シリコンスプレーとOLFA(オルファ)の「スピードブレード」というカッターの刃なら簡単に切れるとのこと。

翌日さっそくホームセンターで購入しました。

タイヤのビード部分には金属のワイヤーが通っているそうなので、その外周一円を切ることにしました。

D307をカッターで切る

シリコンスプレーをタイヤにひと吹きして突き刺すと簡単に刃が進みます。

上図のように片方の手でタイヤを上に引っ張りながら切るとスムーズに進むかと思います。

前日は同じOLFAの普通のカッターを使いましたが、刃が違うだけでこんなにも変わるものかと驚きました。

あとは手で簡単にホイールから剥ぐことができます。

D307のビード部分をホイールから外す

ホイールがかなり傷ついたように見えますが、塗装が剥げただけで大丈夫…のはず。

ホイール外したD307

というか、タイヤは切って外した方がラクなのではないかと思いました。

自分でタイヤをゴミに出す場合、どのみちビード部分を切り分ける必要があるので尚更です。

今度からそうしようかと思います。

MB520を取り付ける

D307はスリップサインはおろか溝さえ消滅していました。

D307とMB520
(左)D307(右)MB502

前のタイヤと同じく走行中に破裂するところでしたが、よくもってくれました。

MB520のホイールへの取り付けはやはりD307よりはラクで無事完了。

ただし、前述のように軽点はないので取り付け位置はテキトーです。

とはいえアドレス125の後輪は10インチと小さく、どのタイヤでも素人には余裕がありません。今回もリムガードは使いませんでした。

というか使う余地がない…

MB520のビードを上げる

次の難所はビード上げです。

前回同様フロントタイヤから空気を注入します。

IRCのMB520のビードを上げる

しかし何度試してもダメ。ビードというかタイヤ自体ピクリとも動きません。

素人の憶測ですが、MB520は柔らかいぶんD307に比べてビードが上がりにくい…のかもしません。

そこで以前ボツにしたラッシングベルトを上図のようにタイヤに巻いて試したところ、2度目でようやくビードが上がりました。

フロントタイヤには350kPaほど空気を入れました。

フロントタイヤには手動ポンプで空気を入れるため、この作業だけでも体力を削がれます。

次回からは最初にベルトを巻くことにします。

実走

マフラーを取り付けたあとはカプラを接続します。

アドレス125のマフラーのワイヤーのカプラを接続する

ワイヤーをフックにかけたらヘルメットボックスとシートを取り付けて終了です。

今のところ走行に問題はありません。

今後は前後輪ともにMB520を使っていく予定ですが、それはD307に比べて取り付けがラクに感じたからという個人的な理由です。

品質はどちらのタイヤも悪くはないので、お好みで使用すればいいかと思います。

タイヤ交換は最初はかなり戸惑いますが、回数をこなしていくうちにコツもおぼえて効率化することができるはずです。

次回以降も自分で交換するので、何か発見があればまたお伝えしたいと思います。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次