Windows10のサポート終了にともない、パソコンを買い替えました。
これまでは新たに購入したWindows11パソコンの初期設定について解説してきました。
今回は備忘録もかねて、その後インストールしたアプリケーションソフトについてお伝えします。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
Google Chrome
Webブラウザの「Google Chrome(グーグル・クローム)」です。
インストール後にこれまで使用していたGoogleアカウントでログインすると、ブックマークや拡張機能などが同期されます。



いちいち再設定する手間が省けます。
WebブラウザはGoogle Chromeしか使ってこなかったので、この機能は助かりました。
Acrobat Reader
「Acrobat Reader(アクロバット・リーダー)」はAdobe社が提供する無料のPDF閲覧ソフトです。
有料の「Pro」もありますが、PDFの閲覧だけならこれで十分です。
後述するようにAdobeの画像・動画編集ソフトはサブスク制につき、ビンボーの私が使い続けるには厳しいものがあります。



買い切りも高い…。
そのなかで無料のAcrobat Readerはありがたい存在です。
LibreOffice
「LibreOffice(リブレオフィス)」は無料で利用できるオープンソースのオフィススイートで、ワープロや表計算など以下のソフトを含みます。


私が前のパソコンで使っていたMicrosoft Office2010は、すでにサポートが終了しています。
Excelしか使っていなかったので改めてOfficeを購入するのはもったいないと思い、LibreOfficeをインストールすることにしました。
表計算は「LibreOffice Calc(リブレオフィス・カルク)」というソフトで、Excelのファイルも開くことができて互換性は高い。



複雑な書式やマクロなど使っていない私にはこれで十分です。
ちなみに私はOffice同様、このなかで表計算以外のソフトはまったく使っていません。
Music Center for PC
「Music Center for PC(ミュージック・センター・フォー・ピーシー)」は、SONYが提供するWindowsパソコン用のソフトで、CDの取り込みや楽曲再生・オーディオ機器への転送などを行うことができます。
私は以前使っていたウォークマンのためにこのソフトをインストールしていました。
その後ウォークマンは壊れて使わなくなりましたが、このソフトに取り込んだCDの音楽をパソコンで再生するために今でも利用しています。
バックアップして保存していた音楽ファイルを取り込めば、パソコンが変わっても以前同様に音楽を聴くことができます。
Filmora
「Filmora(フィモーラ)」はWondershare(ワンダーシェア)社が提供する動画編集ソフトです。
私はYouTubeの動画をもっぱらこのソフトで編集しています。



買い切りの有料版を購入しました。
ライセンスについてですが、「同時」にこのソフトを使えるのはパソコン1台までです。
買い替えたパソコンで有料版のフィモーラを使うには以下の手順を踏みます。
- ワンダーシェア
の公式サイトから無料ソフトをダウンロードしてインストールする。 - ソフトを起動する。
- Wondershareのアカウント(メールアドレスとパスワード)でログインする。
フォントはMicrosoft Officeをインストールしていないと使えない物があります。
前述のように私は新しいパソコンにOfficeがないので、前のパソコンで使えたフォントを使うことができません。
そこでフリーフォントサイトから商用利用可能の似たフォントをインストールしました。
フォントをインストールするフォルダの場所は「Windows(C:)」にある「Windows」の中の「Fonts」で、ここに格納しておけばフィモーラでも使うことができます。
ちなみに、私は「Audacity(オーダシティ)」という音声編集ソフトで音声のゲインを上げたりホワイトノイズを消したりしています。
音声の詳細な編集をしたいという場合は、このソフトを併用するといいかと思います。
Photopea
「Photopea(フォトピー)」はWebブラウザ上で使える無料の画像編集ツールです。
私はこれまでAdobeの「Photoshop Elements11」というソフトを10年以上使ってきました。
ですが、すでにサポートは終了していてWindows11には対応していません。
無理にダウンロードしても使えず、さらに実行するとWindowsが再起動しないというトラブルがあるそうです。
そこで最新のPhotoshop Elementsを調べましたが、買い切りは2万円弱と高く、おまけに「3年ライセンス」とのことです。



買い切りで「3年」ってどういうこと?
かといってAdobeのサブスクには入りたくないので、何か代替ソフトがないか探したところ、このPhotopeaに行き着きました。
これはPhotoshopのPSDファイルも開くことができるし、レイヤーもちゃんと使えるし、機能も豊富なうえに使い勝手がPhotoshop Elementsに似ています。


このブログの画像やYouTube動画のサムネイルを編集する程度の私には申し分ないツールです。
画面の一部に広告が表示されますが、私は特別煩わしいとは感じないので今後も使い続けたいと思います。
CLIP STUDIO PAINT
「CLIP STUDIO PAINT(クリップ・スタジオ・ペイント)」はセルシス社が提供するイラスト・漫画・アニメの制作ソフトで、「クリスタ」の略称で知られています。



3つのグレードのうち私は「EX」を購入しました。
私が使っているVer.1無期限版のライセンスについてですが、パソコン2台までインストールすることはできるものの、さきほどのフィモーラと同じで「同時」に起動することはできません。
買い替えたパソコンでCLIP STUDIO PAINTを使うには以下の手順を踏みます。
- 公式サイトのダウンロードページの「ライセンスをお持ちの方」にて該当する製品をダウンロードしてインストールする。
- CLIP STUDIOを起動する。
- 「PAINT」をクリックしてCLIP STUDIO PAINTを起動する。
- CLIP STUDIOアカウントのIDとパスワードでログインする。
OBS Studio
「OBS Studio(オービーエス・スタジオ)」は無料で利用できるオープンソースの録画・配信用ソフトです。



私はYouTubeのゲーム実況チャンネルで使っています。
インストールと私が行った設定については下の記事をご参照ください。
また、設定の初期化と移行については下の記事で解説しています。
キャプチャーボードのファームウェア
「キャプチャーボード」とはゲーム機器やカメラなどの映像をパソコンに取り込むための録画・配信用の機材です。
私は前述のゲーム実況チャンネルでAVerMediaの「GC311」というキャプチャーボードを使っています。
ゲーム機器(NEWファミコン)との接続については下の記事をご参照ください。
今回はGC311のファームウェアやプラグインを管理するダウンロードマネージャーの「Assist Central Pro(アシスト・セントラル・プロ)」をインストールしました。
ダウンロードページの「プラグイン(PC)」からダウンロードします。
「設定」からとりあえず全項目を「更新」してファームウェアもインストールしました。


以前もその模様をお伝えしましたが、そのときよりも簡単になっていたような気がします。
とにかく、これでOBS Studioに接続したところ、無事録画・録音することができました。



今後は新パソコンでゲーム実況をします。
以上で私が前のパソコンで使っていたアプリケーションソフトのインストールは終わりです。
ソフトごとに設定の移行やライセンスの引き継ぎなどは異なるので、パソコン買い替えの前にやり方を確認しておいた方がいいと改めて思いました。
ちなみに今回パソコンを購入したのは、ドスパラというBTOパソコンの通販サイトです。
その他、以下の通販サイトを比較しました。パソコン購入の際の一助となれば幸いです。
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