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OGKカブトのエアロブレード5を2年半かぶった感想【初めてのフルフェイスヘルメット】

OGKカブトのヘルメット「エアロブレード5」
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OGKカブト(OGK KABUTO)の「エアロブレード5(AEROBLADE5)」を購入して2年半が経ちました。

私にとって初めてのフルフェイスヘルメットです。

今回はその機能やこれまでかぶってきた感想、または購入時の注意点などをお伝えします。

小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら

目次

購入日と価格

エアロブレード5購入時のレビュー動画はYouTubeにアップしているので、よければこちらもご覧ください。

私は、アドレスV50(50cc)からアドレス125という原付二種スクーターに乗りかえたのを機に購入しました。

「記念にちょっといいヘルメットを買おう」という腹づもりでバイク用品店に向かいました。

購入日は2020年6月です。

価格は税込みで31680円でした。

ヘルメットはアホみたいに高い

3万円は無銘のヘルメットしか持っていなかった私にとっては破格です。

しかしフルフェイスヘルメットはそれでも安い方でした。

他の有名メーカーのものは5万円以上するのが当たり前の世界です。

当然それらは安全性や機能に優れているのでしょうが、高い。高すぎる。ましてやこちらは原付乗り。

そこまで高いの要るか?

エアロブレード5も高価ですが、他のヘルメットに比べて安かった&新しいバイクに乗りかえた、という相乗効果でフラっと買ってしまいました。

しかし、安全を担保するためとはいえヘルメットは高すぎる。

優秀な充電器やイヤホンを販売するAnkerみたいな企業がヘルメット市場に参入して価格競争してほしい、と思います。

初心者はバイク用品店で購入しよう

初心者が高価なヘルメットを購入する際は、バイク用品店にて店員に相談した方がいいかと思います。

サイズやフィット感がよくわからないからです。

私は「2りんかん」にて店員を呼んで試着しました。

頭のサイズを測ってもらったところ、私はLサイズでした。

私の場合、頭頂部にスペースが空くということで、サイズを詰めるために追加でパッドを貼ってもらいました。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の頭頂部のパッド

これで完全にフィット。

これらはすべて無料です。対応も親切で安心できました。

また、以前ホームセンターで購入した安物のジェットヘルメットも1000円で下取りしてもらいました。

臆せずに店に行って正解でした。

エアロブレード5の標準装備品と付属品

エアロブレード5は標準装備品としてクリアシールドとブレスガードがついています。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の標準装備品
クリアシールドとブレスガード装備

さらに付属品としてウィンドシャッターがついていました。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のウィンドシャッター

その他は取扱説明書。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の取扱説明書

ステッカー。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のステッカー

収納袋となっています。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の収納袋

外観とかぶり心地

私が購入したのはフラットブラックです。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の横姿

価格以外の購入の決め手は、後頭部に流れるような流線形とシンプルでゴツくないデザインです。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」装着

前述のように過不足なくフィット。初めてのフルフェイスヘルメットということで新鮮でした。

特に「静か」なのが驚きです。

風切り音などの雑音は気にならず快適そのもの。頭だけ車の中にいるような感じです。

チークパッドも気になるほどの圧迫感や質感はありません。

またフルフェイスなので、半ヘルやジェット式に比べて安心感も当然ちがいます。

ベンチレーション

エアロブレード5のベンチレーションは3か所。

アゴの開閉は2段階調整が可能です。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の顎のベンチレーション

ヘッドベンチレーションの開閉は1段階のみ。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の頭のベンチレーション

操作はアゴ・ヘッドともに手で上下するだけです。

リアベンチレーションは開いたままで閉じることはできません。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のリアベンチレーション

またアゴ部分のエアインテークとチークパッドのメッシュ部分から内部の熱を放出するそうです。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のエアインテーク

フルフェイスヘルメットは夏だと暑くて蒸れるのではないかと思っていましたが、これらのおかげかさほど苦痛には感じませんでした。頭より熱風を浴びる身体の方が暑いくらいです。

アゴひもとバックル

エアロブレード5のアゴひものバックルはラチェット式です。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のバックル

装着の際は、メス側にオス側を差し込んで好みの長さまで押していくだけです。押すたびにチキチキと音が鳴ります。

外すには赤いタブを引くだけ。一瞬で外れます。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のバックルを外す

これは片手でできるので便利です。

もちろんアゴひもの長さ調整も可能。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のアゴひも

バイクのヘルメットホルダーに引っかける輪っかもついています。

重量

Lサイズの重量はこの前改めて量ったところ1430gでした。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」の重量

これはブレスガードとウィンドシャッターを外して、ミラーシールドにピンロックシートをつけた状態で量っています。

ミラーシールドとピンロックシートについては下の記事をご参照ください。

装備品によって多少前後するでしょうが、だいたい1.4kgくらいです。

当初は気にならない重さでしたが、その後購入した軽量のジェットヘルメットをかぶってからは重いと感じるようになりました。

ですが、またその後に購入したシステムヘルメットはかなり重く、やはりエアロブレード5が軽く感じました。

これらは相対的な比較なので当然といえば当然のことで、エアロブレード5に限らずフルフェイスヘルメット全般に言えることですが。

何か当たり前のことを述べてしまいましたが、とにかくエアロブレード5は私にとって「絶対的に重い」わけではありません。

もちろんバイクの走行に支障をきたすこともありません。

ジェットヘルメットについては下の記事をご参照ください。

メガネスリット

私のようなメガネライダーにありがたいのが、メガネ対応のスリットです。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のメガネスリット

これにより、ヘルメットをかぶったあとメガネのツルを差し込みやすくなります。

それでもメガネの形状によっては多少苦労はしますが、スリットは当然あった方がいい。

裸眼の人には想像できないかもしれませんが、バイク乗りにとってメガネというのは取り扱いが面倒な物です。

こういう配慮がありがたい。

ブレスガードとウィンドシャッター

ブレスガードは鼻息がシールドにあたって曇るのを防ぐためのものです。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のブレスガード

ウィンドシャッターはアゴの部分に取り付けて風の巻き込みを防ぎます。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」とウィンドシャッター

ですが、どちらも取り付けることによって格段の差は感じられませんでした。そのため現在私はどちらも外しています。

これもエアロブレード5というよりフルフェイスヘルメット全般にいえることかもしれません。

あと、これらが無い方が鼻やアゴの周りがすっきりする、というのも大きい。

原付二種程度に乗るなら無くても大きな弊害はないかと思います。

シールドと唯一気になる点

シールドの開閉は5段階で調整できます。下図は全開の状態です。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のシールドを開ける

シールドの取り外しも簡単です。

このエアロブレード5で唯一気になるのは、シールドが閉まり切らないことです。

中央部のツマミをアゴのホルダーに押し込むのですが、パコッとハマッたように見えても、次の瞬間少し外れてしまうことがよくあります。

フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のシールドを閉める
閉めたかと思えば…
フルフェイスヘルメット「エアロブレード5」のシールドが少し開いてしまう
少し開いてしまう…

これは「仕様」なのか個体差なのかいまだ不明です。

といっても、これで何か弊害が生じるということはないのですが、気になるといえば気になります。

エアロブレード5のまとめ

これまでエアロブレード5を2年半かぶってきましたが、シールドの気になる一点と価格を除けば不満はありません。

デザイン・使い勝手・かぶり心地ともにこれにして良かったと思っています。

まだ事故や大きな損傷はないので、耐用年数を過ぎるまでは使い続けるつもりです。

ちなみにOGKカブトの公式サイトによると、エアロブレード5は2022年5月に生産中止となったようです。

最新のエアロブレードは「6」が販売されています(当記事投稿時点)。

エアロブレード5の内装や別売りの装備品については別の記事をご参照ください。

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