前回、WordPressのブログ開設に必要なものをお伝えしました。
今回はそのうちの「サーバー」について掘り下げたいと思います。
初心者同志のご参考になれば幸いです。
小石健と申します。YouTubeチャンネルはこちら。
サーバーとは?
「サーバー(server)」とは「仕える・奉仕する(serve)」人や物のことで、「給仕人・提供者」という意味です。
対義語の「クライアント(client)」の要求したものを提供する役目があります。
ウェブサイトの場合、サイト閲覧者(クライアント)の要求に応じて、保存している情報を提供しサイトを表示させるためのコンピュータがサーバーということになります。
WordPressで利用するサーバー
ブロガーにとってサーバーは、閲覧者(読者)にブログを表示させるためのデータの保存場所となります。
前回述べたように、WordPressのブログを家にたとえると、サーバーは「土地」です。
ブロガーはその土地を取得するか借りるかしないと家(ブログ)を建てることができません。
レンタルサーバーを借りる
個人でもサーバーを作ることは可能ですが、それには高度な専門知識と高額な資金・安全な場所・その後の保守が必要となります。
個人の初心者がいきなりそれらを揃えるのは無理といっていいでしょう。
ほとんどの初心者(私も)は、お金を払ってレンタルサーバー会社からサーバーを借りることになります。
土地を買うのではなく借ります。
図示すると以下となります。
サーバーの保守運営はレンタルサーバー会社が行ってくれるので、ブロガーは安心して記事を書くことができます。
ただし、サーバーを借りているだけなので、自身のブログのセキュリティ対策はブロガー個人が行わなければなりません。
レンタルサーバー会社は大手からマイナーな企業まで多数あります。
ブロガーは各自の好みでそれらの会社と契約してサーバーを借りることになります。
おすすめのレンタルサーバーは下の記事をご参照ください。
レンタルサーバーの種類
レンタルサーバーは以下の4種類があります。
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPS
- クラウドサーバー
個人ブロガーであれば共用サーバーを借りるのがほとんどかと思います。
そのせいか、一時的に多数のアクセスがあるとサーバーに高負荷がかかり、サイトの表示速度が遅くなったりサイトが表示されなくなったりするおそれがあります。
しかし、現在は高品質のサーバーを選べば、その心配もあまりありません。
レンタルサーバー会社によってサーバーの性能は違うため初心者は迷いがちですが、とりあえず大手の会社を選べば間違いはないかと思います。
値段も、多くのレンタルサーバー会社が月額1000円前後で設定していて、ブログというビジネスを始めるには格安となっています。
レンタルサーバーを借りた後の作業
ブログ開設までの流れは以下となります。
- レンタルサーバーを借りる。
- 独自ドメインを取得する。
- サーバーとドメインを紐づける。
- WordPressをサーバーにインストールする。
「サーバーを借りる」と聞くと難しく感じますが、契約はいたって簡単です。
そのうえ多くのレンタルサーバー会社がWordPressのインストール作業まで一本化してくれています。
たとえば私が契約した「ConoHa WING
私でも簡単にブログを開設できました。
初心者は、サーバーと独自ドメインがセットで契約でき、かつWordPressのインストールもお膳立てしているレンタルサーバー会社を選んだ方が安心できます。
ブログの始め方は下の記事をご参照ください。
まとめ
以上、WordPressのブログにおけるサーバーについてお伝えしてきました。
まとめると以下となります。
- サーバーはブログを表示させるためのデータの保存場所。
- サーバーはレンタルサーバー会社と契約して借りる。
- 「サーバーと独自ドメインのセット契約」と「WordPressのインストール」を一本化しているレンタルサーバー会社がおすすめ。
- ブログという「ビジネス」としては格安で始めることができる。
当記事が堅実なレンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。
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